ヨシオの目指せ!税理士!
税理士試験の勉強法について(7)
お疲れ様です。ヨシオです。
いよいよ来週、税理士試験本番ですね!
毎年のように同じことを申し上げますが、ここからは体調を万全にすることが最も重要です。
もちろんまだまだ勉強が足りていないとは感じてしまいますが、それについては受験生のほぼ全員が同じような心境だと思います。
ここまで一年間の自分の努力を信じてあとはその成果を存分に発揮すべく、ベストコンディションで試験当日を迎えましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(7)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回も前回に引き続き、第2章「受験校での勉強方法」の記述を取り上げてまいります。
前回の「受験校の活用法」に続いて第2節として「勉強計画の立て方」についてとりあげられています。
ここではまず受験校の一年間のカリキュラムの流れが紹介されており、5月以降の直前期の学習、特に本試験直前1ヶ月の追い込みが重要であることが述べられています。
基本的に9月から4月まではインプット中心、そして5月以降はそれまで蓄積してきた知識をアウトプットする期間ですので、もちろんどちらも大切です。
しかし4月まではある程度余裕を持って勉強できますが、直前期になると一気にやらなくてはならないことが増えます。
一番は理論の暗記で、それまでは週に1〜2題程度でしかもある程度アバウトに覚えていたものを、直前期には数十題ほぼ完璧に仕上げなければなりません。
本書では勉強計画について「先行逃げ切り型」と「追い込み型」の人がいると述べられていますが、理論暗記については多くの人が「追い込み型」ではないかという印象です。
「先行逃げ切り型」の例として6月までに理論暗記とその定着をほぼ100%にした人があげられていますが、そこから本試験までは1ヶ月以上あるので普通であればかなり忘れてしまいます。
早く覚えてしまっても結局その記憶を維持するためにはかなりの時間が割かれることになりますので、個人的には「追い込み型」で直前に詰め込んだ方が効率的ではないかと思います。
まあ「追い込み型」では最終的に暗記が間に合わなかったなどということも考えられますので、出来るのであれば「先行逃げ切り型」の方が無難とも言えますが、この辺はやはり人それぞれでしょう。
ここまでは一年間という長期間での勉強計画についてでしたが、続いて日々の勉強のペース配分について触れられています。
ここでは「コツコツ型」と「短期集中型」の2種類があげられています。
「コツコツ型」の場合は綿密な計画を立ててそれを着実に消化していく、という勉強法になります。
学生の方はちょうど夏休みの時期ですが、小学生の頃など夏休みの宿題ではよく「毎日コツコツ少しずつやっていきましょう」というように言われましたよね。
そんな感じで一般的にはこの「コツコツ型」の方が推奨されますが、本書では必ずしもそうとは言い切れないと述べられています。
これに関してはヨシオ自身が完全に「短期集中型」なので全くその通りだと思っています。
当然この点も人によって違うとは思いますが、大抵の人はぎりぎりまで追い詰められてからようやく本気を出すことの方が多いのではないでしょうか。
結局の所理想としては「コツコツ型」だが実際には「短期集中型」、というのが多くの受験生の現実でありヨシオもその例には漏れません。
それでも充分合格レベルまで行けますので、どちらの方法でも最終的にきっちり勉強出来ていれば問題ないと考えられます。
そしてこの節の最後には、勉強計画を立てる際のポイントが以下の6つあげられています。(本書P.50〜P.52)
(1)やるべきことを紙に書き出す
(2)計画は少なめに立てる
(3)計画は時間ではなく量で立てる
(4)計画は一週間単位で考える
(5)本試験に焦点を当てた計画を立てる
(6)計画に縛られてはいけない
ヨシオの場合は上記の内(1)以外は何らかの形で全て行っていました。
その中でも個人的に特に意識していたのが(2)と(6)です。
税理士試験の勉強は長丁場ですから、一番重要なのはメンタル面でいかにモチベーションを維持していくかという点です。
そのためには成功体験を少しずつでも積み重ねていくことが最も効果的だと考えています。
目一杯の計画を立ててそれが達成出来なかった場合どうしても精神的にがっくりきてしまうものですので、そんなに頑張らなくても実現可能な短期的な目標を立てます。
ヨシオは毎回の講義で行われるミニテストで満点を取ることを目標にして、一週間そのための最低限度の勉強だけは必ずするようにしていました。
その上でもし余裕があったらもっと前に学習した論点の復習などをする、というような形で勉強していました。
そうすると少なくとも毎回の講義の進行には決して遅れませんし、さらに計画以上に復習などが出来るとすごく勉強がはかどった気分になります。
またたまに計画通りに勉強が出来ずミニテストの成績が悪くても、それを余り気にしないことで気持ち的にも落ち込まずにその遅れをすぐにキャッチアップすることが出来てきました。
特にヨシオのように完璧主義的な面がある人の場合、綿密で盛り沢山な計画を立ててしまうと逆にそれに苦しめられることになります。
そしていったんその道筋から脱落してしまうと途端にやる気を失ってしまう、という状態に最悪陥ってしまいます。
計画を立てることは大事ではありますが、それはあくまでも「合格」という最終目標を達成する手段に過ぎないものだ、ということを決して忘れないようにしましょう。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
いよいよ来週、税理士試験本番ですね!
毎年のように同じことを申し上げますが、ここからは体調を万全にすることが最も重要です。
もちろんまだまだ勉強が足りていないとは感じてしまいますが、それについては受験生のほぼ全員が同じような心境だと思います。
ここまで一年間の自分の努力を信じてあとはその成果を存分に発揮すべく、ベストコンディションで試験当日を迎えましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(7)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回も前回に引き続き、第2章「受験校での勉強方法」の記述を取り上げてまいります。
前回の「受験校の活用法」に続いて第2節として「勉強計画の立て方」についてとりあげられています。
ここではまず受験校の一年間のカリキュラムの流れが紹介されており、5月以降の直前期の学習、特に本試験直前1ヶ月の追い込みが重要であることが述べられています。
基本的に9月から4月まではインプット中心、そして5月以降はそれまで蓄積してきた知識をアウトプットする期間ですので、もちろんどちらも大切です。
しかし4月まではある程度余裕を持って勉強できますが、直前期になると一気にやらなくてはならないことが増えます。
一番は理論の暗記で、それまでは週に1〜2題程度でしかもある程度アバウトに覚えていたものを、直前期には数十題ほぼ完璧に仕上げなければなりません。
本書では勉強計画について「先行逃げ切り型」と「追い込み型」の人がいると述べられていますが、理論暗記については多くの人が「追い込み型」ではないかという印象です。
「先行逃げ切り型」の例として6月までに理論暗記とその定着をほぼ100%にした人があげられていますが、そこから本試験までは1ヶ月以上あるので普通であればかなり忘れてしまいます。
早く覚えてしまっても結局その記憶を維持するためにはかなりの時間が割かれることになりますので、個人的には「追い込み型」で直前に詰め込んだ方が効率的ではないかと思います。
まあ「追い込み型」では最終的に暗記が間に合わなかったなどということも考えられますので、出来るのであれば「先行逃げ切り型」の方が無難とも言えますが、この辺はやはり人それぞれでしょう。
ここまでは一年間という長期間での勉強計画についてでしたが、続いて日々の勉強のペース配分について触れられています。
ここでは「コツコツ型」と「短期集中型」の2種類があげられています。
「コツコツ型」の場合は綿密な計画を立ててそれを着実に消化していく、という勉強法になります。
学生の方はちょうど夏休みの時期ですが、小学生の頃など夏休みの宿題ではよく「毎日コツコツ少しずつやっていきましょう」というように言われましたよね。
そんな感じで一般的にはこの「コツコツ型」の方が推奨されますが、本書では必ずしもそうとは言い切れないと述べられています。
これに関してはヨシオ自身が完全に「短期集中型」なので全くその通りだと思っています。
当然この点も人によって違うとは思いますが、大抵の人はぎりぎりまで追い詰められてからようやく本気を出すことの方が多いのではないでしょうか。
結局の所理想としては「コツコツ型」だが実際には「短期集中型」、というのが多くの受験生の現実でありヨシオもその例には漏れません。
それでも充分合格レベルまで行けますので、どちらの方法でも最終的にきっちり勉強出来ていれば問題ないと考えられます。
そしてこの節の最後には、勉強計画を立てる際のポイントが以下の6つあげられています。(本書P.50〜P.52)
(1)やるべきことを紙に書き出す
(2)計画は少なめに立てる
(3)計画は時間ではなく量で立てる
(4)計画は一週間単位で考える
(5)本試験に焦点を当てた計画を立てる
(6)計画に縛られてはいけない
ヨシオの場合は上記の内(1)以外は何らかの形で全て行っていました。
その中でも個人的に特に意識していたのが(2)と(6)です。
税理士試験の勉強は長丁場ですから、一番重要なのはメンタル面でいかにモチベーションを維持していくかという点です。
そのためには成功体験を少しずつでも積み重ねていくことが最も効果的だと考えています。
目一杯の計画を立ててそれが達成出来なかった場合どうしても精神的にがっくりきてしまうものですので、そんなに頑張らなくても実現可能な短期的な目標を立てます。
ヨシオは毎回の講義で行われるミニテストで満点を取ることを目標にして、一週間そのための最低限度の勉強だけは必ずするようにしていました。
その上でもし余裕があったらもっと前に学習した論点の復習などをする、というような形で勉強していました。
そうすると少なくとも毎回の講義の進行には決して遅れませんし、さらに計画以上に復習などが出来るとすごく勉強がはかどった気分になります。
またたまに計画通りに勉強が出来ずミニテストの成績が悪くても、それを余り気にしないことで気持ち的にも落ち込まずにその遅れをすぐにキャッチアップすることが出来てきました。
特にヨシオのように完璧主義的な面がある人の場合、綿密で盛り沢山な計画を立ててしまうと逆にそれに苦しめられることになります。
そしていったんその道筋から脱落してしまうと途端にやる気を失ってしまう、という状態に最悪陥ってしまいます。
計画を立てることは大事ではありますが、それはあくまでも「合格」という最終目標を達成する手段に過ぎないものだ、ということを決して忘れないようにしましょう。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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