ヨシオの目指せ!税理士!
税理士試験の勉強法について(6)
お疲れ様です。ヨシオです。
税理士試験まで残り3週間ほどとなりましたが、先日受験申込者数の速報値が発表されましたね。
一昨年が約7万9千人、昨年が約7万4千人、そして今年がおよそ6万8千人とこの2年で1万人以上も申込者数が減少しています。
特に初学者の受験が多い「簿記論」は2年間で2割近く申込者数を減らしており、税理士試験人気凋落の深刻さが浮き彫りになっています。
元々高齢化の著しい税理士業界においてこれは本当に由々しき問題ですが、私たち受験生はまずはとにかく合格を勝ち取って、それからしっかり仕事をすることで業界全体を盛り上げていきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(6)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回から第2章「受験校での勉強方法」の記述を取り上げてまいります。
ここからは「受験校」、いわゆる「専門学校」のカリキュラムを勉強することが前提となって話が進められます。
そもそも大手受験校である「TAC」が出している書籍なのでそれも当然なのですが、前回ヨシオがお話ししたように税理士試験はやはり専門学校に通わなければかなり厳しい試験です。
おそらく合格者の9割以上、ほとんどの人が何らかの形で専門学校のカリキュラムで勉強していると考えられます。
そんな訳でこれ以降は独学ではなく専門学校で学習する上での勉強法が取り上げられていきます。
まず「受験校の活用法」ということで「どの受験校にするか」「通学or通信」「どのコースにするか」「講師選びのポイント」について述べられています。
「どの受験校にするか」については、何だかんだ言っても大手がいいよ、ということと、あとは雰囲気で選びましょう、ということが書かれています。
まあ「TAC」も業界最大手の一つですのでそのように言うのは当たり前なのですが、ヨシオも確かに一理あるとは思います。
何しろ科目によっては講師が何十人もいてかなりのマンパワーがある訳ですから、それだけでも相当なアドバンテージになります。
ヨシオも大手受験校に通っているのですが、例えばテキストだけを見てもヨシオが受講した「簿記論」などの受講者数も多く歴史もある科目については非常に洗練されています。
そして答練や模試の問題についてもほとんど本試験の問題と遜色のない内容になっています。
そんな感じで個人的にも大手がおススメなのですが、大手だとどうしても受講生が多いので細かいサービスが行き届かないという欠点はあります。
例えば個別指導のような受講形態が合っている人にとっては、小さくても肌理細やかなサポートが充実している受験校が良いでしょう。
そして「通学と通信のどちらにするか」については、多くの人にとっては「通学」の方が良いでしょう、と述べられています。
ヨシオはまさに当てはまるのですが、自分でしっかり勉強のスケジュールを立てることが出来ない人や、そのスケジュールをきちんと守れない人には「通信」は絶対に向きません。
「通信」の自分が勉強したい時にいつでも出来るという自由さは非常に魅力的ですが、やはり人間は弱いものである程度管理されていないと辛い勉強をやろうとはなかなかしません。
自分でも情けなくなりますが、毎週決まった日時に講義があってそれまでに前回の復習をしていないとその日のテストが出来ない、という環境でないと勉強はどんどん遅れていきます。
逆に束縛されることが嫌いで自分を律することの出来る人には、もちろん「通信」の方が向いていると思います。
続いて「どのコースにするか」について述べられていますが、正直これは受験校によって違うので何とも言えないと思います。
強いて言えば、一年間かけてみっちり勉強するか、短期間で一気に詰め込むかですが、これは自分でもある程度コントロール出来ます。
その科目を初めて勉強するのかそれとも受験経験があるのか位でコースを決定すれば良いのでは、と個人的には考えています。
最後に「講師選びのポイント」ですが、これは結局の所その講師との相性だと思います。
誰しも学生時代には好きな先生・嫌いな先生どちらもいたと思いますが、つまりはそれと同じような感じです。
その先生の授業が面白いから好きになるのか、先生が好きだから授業が楽しいのか、どちらが先かは分かりませんがいずれにしても勉強が楽しいと成績も良くなります。
前回まででもお話ししてきたように勉強法というのは人それぞれですので、どんな方法であれどんな講師であれ自分に合っているものを見つけることが一番です。
誰にとっても良い勉強法がないように、万人に受け入れられる講師もいません。
自分でその講師の講義を実際に受講してみて判断するしかないでしょう。
とは言っても大手受験校などになると講師の人気というのは結構はっきりとしていたりします。
ヨシオは税理士の勉強を始める前、日商簿記一級の講座を今と同じ専門学校で受講していたのですが、普段通っていた校舎の講義はいつもガラガラでした。
講義の帰りに見知らぬ女性から「この先生の授業、面白くないですね」と突然声をかけられたこともある程だったのですが、ある時振替受講で他の校舎に行くと日曜日の朝一にも関わらず教室は超満員…
そして確かにその講師の講義はとても面白くためになる内容で「これがカリスマ講師か〜」と思わず納得してしまいました。
ヨシオがそれ以降、毎週そちらの校舎の振替受講にして日曜日の講義が始まる1時間前には行って座席を確保するようになったのは言うまでもありません(笑)
ヨシオは少し遠回りしてしまいましたが、情報収集さえしっかりすれば人気講師がどこにいるのかは分かりますので、自分にとって良い講師を見つける近道になるでしょう。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
税理士試験まで残り3週間ほどとなりましたが、先日受験申込者数の速報値が発表されましたね。
一昨年が約7万9千人、昨年が約7万4千人、そして今年がおよそ6万8千人とこの2年で1万人以上も申込者数が減少しています。
特に初学者の受験が多い「簿記論」は2年間で2割近く申込者数を減らしており、税理士試験人気凋落の深刻さが浮き彫りになっています。
元々高齢化の著しい税理士業界においてこれは本当に由々しき問題ですが、私たち受験生はまずはとにかく合格を勝ち取って、それからしっかり仕事をすることで業界全体を盛り上げていきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(6)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回から第2章「受験校での勉強方法」の記述を取り上げてまいります。
ここからは「受験校」、いわゆる「専門学校」のカリキュラムを勉強することが前提となって話が進められます。
そもそも大手受験校である「TAC」が出している書籍なのでそれも当然なのですが、前回ヨシオがお話ししたように税理士試験はやはり専門学校に通わなければかなり厳しい試験です。
おそらく合格者の9割以上、ほとんどの人が何らかの形で専門学校のカリキュラムで勉強していると考えられます。
そんな訳でこれ以降は独学ではなく専門学校で学習する上での勉強法が取り上げられていきます。
まず「受験校の活用法」ということで「どの受験校にするか」「通学or通信」「どのコースにするか」「講師選びのポイント」について述べられています。
「どの受験校にするか」については、何だかんだ言っても大手がいいよ、ということと、あとは雰囲気で選びましょう、ということが書かれています。
まあ「TAC」も業界最大手の一つですのでそのように言うのは当たり前なのですが、ヨシオも確かに一理あるとは思います。
何しろ科目によっては講師が何十人もいてかなりのマンパワーがある訳ですから、それだけでも相当なアドバンテージになります。
ヨシオも大手受験校に通っているのですが、例えばテキストだけを見てもヨシオが受講した「簿記論」などの受講者数も多く歴史もある科目については非常に洗練されています。
そして答練や模試の問題についてもほとんど本試験の問題と遜色のない内容になっています。
そんな感じで個人的にも大手がおススメなのですが、大手だとどうしても受講生が多いので細かいサービスが行き届かないという欠点はあります。
例えば個別指導のような受講形態が合っている人にとっては、小さくても肌理細やかなサポートが充実している受験校が良いでしょう。
そして「通学と通信のどちらにするか」については、多くの人にとっては「通学」の方が良いでしょう、と述べられています。
ヨシオはまさに当てはまるのですが、自分でしっかり勉強のスケジュールを立てることが出来ない人や、そのスケジュールをきちんと守れない人には「通信」は絶対に向きません。
「通信」の自分が勉強したい時にいつでも出来るという自由さは非常に魅力的ですが、やはり人間は弱いものである程度管理されていないと辛い勉強をやろうとはなかなかしません。
自分でも情けなくなりますが、毎週決まった日時に講義があってそれまでに前回の復習をしていないとその日のテストが出来ない、という環境でないと勉強はどんどん遅れていきます。
逆に束縛されることが嫌いで自分を律することの出来る人には、もちろん「通信」の方が向いていると思います。
続いて「どのコースにするか」について述べられていますが、正直これは受験校によって違うので何とも言えないと思います。
強いて言えば、一年間かけてみっちり勉強するか、短期間で一気に詰め込むかですが、これは自分でもある程度コントロール出来ます。
その科目を初めて勉強するのかそれとも受験経験があるのか位でコースを決定すれば良いのでは、と個人的には考えています。
最後に「講師選びのポイント」ですが、これは結局の所その講師との相性だと思います。
誰しも学生時代には好きな先生・嫌いな先生どちらもいたと思いますが、つまりはそれと同じような感じです。
その先生の授業が面白いから好きになるのか、先生が好きだから授業が楽しいのか、どちらが先かは分かりませんがいずれにしても勉強が楽しいと成績も良くなります。
前回まででもお話ししてきたように勉強法というのは人それぞれですので、どんな方法であれどんな講師であれ自分に合っているものを見つけることが一番です。
誰にとっても良い勉強法がないように、万人に受け入れられる講師もいません。
自分でその講師の講義を実際に受講してみて判断するしかないでしょう。
とは言っても大手受験校などになると講師の人気というのは結構はっきりとしていたりします。
ヨシオは税理士の勉強を始める前、日商簿記一級の講座を今と同じ専門学校で受講していたのですが、普段通っていた校舎の講義はいつもガラガラでした。
講義の帰りに見知らぬ女性から「この先生の授業、面白くないですね」と突然声をかけられたこともある程だったのですが、ある時振替受講で他の校舎に行くと日曜日の朝一にも関わらず教室は超満員…
そして確かにその講師の講義はとても面白くためになる内容で「これがカリスマ講師か〜」と思わず納得してしまいました。
ヨシオがそれ以降、毎週そちらの校舎の振替受講にして日曜日の講義が始まる1時間前には行って座席を確保するようになったのは言うまでもありません(笑)
ヨシオは少し遠回りしてしまいましたが、情報収集さえしっかりすれば人気講師がどこにいるのかは分かりますので、自分にとって良い講師を見つける近道になるでしょう。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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