ヨシオの目指せ!税理士!
税理士試験の勉強法について(3)
お疲れ様です。ヨシオです。
平成28年度(第66回)税理士試験まで残りちょうど2ヶ月ほどになりました。
税理士試験受験生の皆さん、勉強は順調ですか?
専門学校各校で5月頃から行われている直前期・答練期も佳境に入り、今はかなり大変な時期です。
しかしここからどれだけ積み上げられるかが合否に大きく影響してきますので、お互い頑張っていきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(3)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回も第1章「短期合格のための心構えと基本方針」の記述を取り上げてまいります。
前回の「絶対にあきらめない」の次には「勉強法が短期合格の鍵」であるということが述べられています。
ここでは、いくら真面目に必死に勉強をしたとしても勉強法が間違っていたら成果は出ませんよ、と書かれています。
確かにヨシオも一般論としてはその通りだと思います。
ただ専門学校の講師の記述であると考えると、「だから専門学校で正しい勉強法を学ぼう!」と言われているようにも感じられます。
少し意地の悪い読み方かもしれませんが、著者にも全く下心がないこともないと思います(笑)
しかし確かにどんなに努力をしたところで成果につながらない、いわゆる「無駄な努力」というものは存在します。
特に困難な課題に対する挑戦であればあるほどその傾向は顕著だと思います。
では税理士試験はどうかと考えますと、税法の条文だけでもかなりの量があり、その他にも通達や判例など覚えるべき内容は膨大に存在します。
それら全てを完全に理解して暗記すればおそらく試験には合格出来るとは思いますが、それは人間の能力の限界を超えているでしょう。
ですのでやはり税理士試験も手当たり次第勉強したところで合格には届かない、というのが現実だと思います。
よってどのように勉強していくか、それは非常に重要なポイントになります。
本書では勉強の方向性、基本方針について以下の4つがあげられています。
・自分に合った勉強法を確立する
・人並み以上の勉強量をこなす
・基本事項を100%マスターする
・合格点を取る解答術を身につける
そしてそれぞれの基本方針についてさらに詳しく解説されています。
まず「自分に合った勉強法を確立する」について、それはすなわち「最も成果の上がる勉強法」を見つけることであると述べられています。
ではそもそも「勉強法」とは何なのか、それは「どのように理解するか」と「理解したものをどのように暗記するか」の方法論であり、その2点について「自分に合った」ものを探し出さなければなりません。
その方法論について本書の中では、ほとんどの人は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つのタイプのどれかに該当すると書かれています。
ただヨシオの実感からすると、4つのどれかというよりは「読む」「聞く」「書く」「話す」全てをやりつつ、その中でより力を入れていくポイントを見つけていくような感じかなと思っています。
その中でも「読む」「聞く」の2点については専門学校に通っている受験生で講義を受けていれば必ずやっていることですし、テストでは「書く」こともします。
唯一意識してやらなければ絶対にやらないのが「話す」ことですが、ヨシオの考えではこれが最も効果的だと思っています。
「読む」「聞く」「書く」の3つは実際に内容を理解していなくても出来てしまう行為ですが、「話す」つまり他人に説明するということは理解していなければ決して出来ることではありません。
しかし「話す」は基本的には一人では出来ない勉強法ですので、「読む」「聞く」「書く」で事足りてしまうのであればそれに越したことはないとも考えられます。
ちなみに本書の中では、相手がいなければぬいぐるみや好きなタレントの写真に向かって説明する、などとさらっと書いてありますが、それは人として大丈夫なのでしょうか(笑)
いずれにしましても自分にどのタイプの勉強法が合っているのか、勉強を進めていく中で試行錯誤して確立していくことは重要であり、ヨシオもそのバランスを見つけられた時は勉強がはかどるようになって合格に近付いていることが実感できました。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
平成28年度(第66回)税理士試験まで残りちょうど2ヶ月ほどになりました。
税理士試験受験生の皆さん、勉強は順調ですか?
専門学校各校で5月頃から行われている直前期・答練期も佳境に入り、今はかなり大変な時期です。
しかしここからどれだけ積み上げられるかが合否に大きく影響してきますので、お互い頑張っていきましょう!
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(3)」です。
『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回も第1章「短期合格のための心構えと基本方針」の記述を取り上げてまいります。
前回の「絶対にあきらめない」の次には「勉強法が短期合格の鍵」であるということが述べられています。
ここでは、いくら真面目に必死に勉強をしたとしても勉強法が間違っていたら成果は出ませんよ、と書かれています。
確かにヨシオも一般論としてはその通りだと思います。
ただ専門学校の講師の記述であると考えると、「だから専門学校で正しい勉強法を学ぼう!」と言われているようにも感じられます。
少し意地の悪い読み方かもしれませんが、著者にも全く下心がないこともないと思います(笑)
しかし確かにどんなに努力をしたところで成果につながらない、いわゆる「無駄な努力」というものは存在します。
特に困難な課題に対する挑戦であればあるほどその傾向は顕著だと思います。
では税理士試験はどうかと考えますと、税法の条文だけでもかなりの量があり、その他にも通達や判例など覚えるべき内容は膨大に存在します。
それら全てを完全に理解して暗記すればおそらく試験には合格出来るとは思いますが、それは人間の能力の限界を超えているでしょう。
ですのでやはり税理士試験も手当たり次第勉強したところで合格には届かない、というのが現実だと思います。
よってどのように勉強していくか、それは非常に重要なポイントになります。
本書では勉強の方向性、基本方針について以下の4つがあげられています。
・自分に合った勉強法を確立する
・人並み以上の勉強量をこなす
・基本事項を100%マスターする
・合格点を取る解答術を身につける
そしてそれぞれの基本方針についてさらに詳しく解説されています。
まず「自分に合った勉強法を確立する」について、それはすなわち「最も成果の上がる勉強法」を見つけることであると述べられています。
ではそもそも「勉強法」とは何なのか、それは「どのように理解するか」と「理解したものをどのように暗記するか」の方法論であり、その2点について「自分に合った」ものを探し出さなければなりません。
その方法論について本書の中では、ほとんどの人は「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つのタイプのどれかに該当すると書かれています。
ただヨシオの実感からすると、4つのどれかというよりは「読む」「聞く」「書く」「話す」全てをやりつつ、その中でより力を入れていくポイントを見つけていくような感じかなと思っています。
その中でも「読む」「聞く」の2点については専門学校に通っている受験生で講義を受けていれば必ずやっていることですし、テストでは「書く」こともします。
唯一意識してやらなければ絶対にやらないのが「話す」ことですが、ヨシオの考えではこれが最も効果的だと思っています。
「読む」「聞く」「書く」の3つは実際に内容を理解していなくても出来てしまう行為ですが、「話す」つまり他人に説明するということは理解していなければ決して出来ることではありません。
しかし「話す」は基本的には一人では出来ない勉強法ですので、「読む」「聞く」「書く」で事足りてしまうのであればそれに越したことはないとも考えられます。
ちなみに本書の中では、相手がいなければぬいぐるみや好きなタレントの写真に向かって説明する、などとさらっと書いてありますが、それは人として大丈夫なのでしょうか(笑)
いずれにしましても自分にどのタイプの勉強法が合っているのか、勉強を進めていく中で試行錯誤して確立していくことは重要であり、ヨシオもそのバランスを見つけられた時は勉強がはかどるようになって合格に近付いていることが実感できました。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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