ヨシオの目指せ!税理士!
税理士試験の勉強法について(2)
お疲れ様です。ヨシオです。
税理士試験受験生の皆さん、平成28年度(第66回)税理士試験の受験申込は無事に完了されましたか?
ヨシオも先週申込書類一式を東京国税局宛に簡易書留にて郵送いたしました。
一昨年までは直接東京国税局に申込書類を持ち込んで手続きをしていましたので、郵送での申込みはまだどうもしっくりときません。
「もし書類に不備があったらどうしよう…」という不安がどうしても拭い去れないのです。
まあいずれにしても申込期間が終わっていて今さらどうしようもありませんので、あとは受験票が届くのを首を長くして待ちたいと思います。
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(2)」です。
前回より『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回は前回と同じく第1章「短期合格のための心構えと基本方針」の記述を取り上げてまいります。
前回の「モチベーションを高める」に続いて「絶対にあきらめない」ということが述べられています。
もちろん何をするにしても「あきらめない」ことは重要です。
しかしことに税理士試験ではおそらくかなりの割合の人が途中であきらめてしまっています。
ヨシオは毎年専門学校に通っているのですが、カリキュラムが始まる9月には教室いっぱいにいた受講生も年明けにはかなり減ってしまいます。
さらにその年明けから5月の直前期までの間にも相当数の受講生が脱落し、最終的には当初の半分以下になってしまうというのが実感です。
高い受講料を支払っている専門学校生でもこうなのですから、独学の方などはもっとかもしれません。
ヨシオの知人でも「税理士試験の教科書は買ったけど、結局全然勉強しなかった」という人もいますので、そのようなケースを含めると税理士試験に何らかの形で挑戦してはみたもののあきらめてしまった、という人の数は実際に受験した人よりも多い位かもしれません。
では何故多くの人があきらめてしまうのでしょうか?
その点について書籍の中では「税理士試験が長丁場であること」が最も大きな要因としてあげられています。
他の難関国家資格、例えば公認会計士試験や司法試験、社会保険労務士試験や中小企業診断士試験などは、その資格を得るまでには様々な関門がありますが、試験自体はほぼ一発勝負(1次試験・2次試験などの段階はありますが)です。
しかし税理士試験に関しては、試験そのものが一回で合格することがほぼ不可能(数年に一人いるかどうかというレベル)です。
現実的な最短合格は二年(二回の試験)での合格ですが、これも受験勉強に専念できる人でないとかなり厳しいです。
実際ヨシオのようにフルタイムで働きながらのチャレンジですと、一年に2科目勉強するのがやっとだと思います。
ですので税理士試験合格までの期間の平均値は、間違いなく三年以上にはなっていると考えられます。
しかも仮に一年に1科目〜2科目の受験であっても、かなりの時間を割いて勉強しなければ合格することは出来ません。
社会人であれば就業前後や休日の時間のほぼ全てを勉強に費やすことになりますし、学生であっても遊ぶ時間は全く無くなると思います。
そんな生活を三年以上続けられるのか、と考えるとあきらめてしまう気持ちも良く分かります。
特に勉強があまりはかどらずテストの成績が悪かったり、病気などで講義を休んでしまい勉強が追いつかなくなったりしてしまうと、一気に心が折れてしまいます。
ヨシオも昨年の試験では仕事が忙しいのを言い訳にして勉強が進まず、途中から半分あきらめた気持ちで受験した結果、案の定不合格となりました。
このように勉強すること自体をやめなくても「絶対合格するんだ」という気持ちが無くなった時点であきらめてしまったのと同じになってしまいます。
ですので前回お話しした「モチベーション」と今回の「あきらめない」ことはまさに車の両輪のようにどちらも欠かせない最も重要な要素となります。
ただヨシオの実感としても、何年も「あきらめない」気持ちを持続させることは本当に難しいです。
5科目を一発で合格する人はもちろんすごいと思いますが、個人的にはどんなに長い期間かかっても最後まであきらめずに合格を勝ち取った人の方を尊敬してしまいます。
ヨシオもいつ合格出来るかはまだわかりませんが、まだまだあきらめずに頑張りたいと思います!
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
税理士試験受験生の皆さん、平成28年度(第66回)税理士試験の受験申込は無事に完了されましたか?
ヨシオも先週申込書類一式を東京国税局宛に簡易書留にて郵送いたしました。
一昨年までは直接東京国税局に申込書類を持ち込んで手続きをしていましたので、郵送での申込みはまだどうもしっくりときません。
「もし書類に不備があったらどうしよう…」という不安がどうしても拭い去れないのです。
まあいずれにしても申込期間が終わっていて今さらどうしようもありませんので、あとは受験票が届くのを首を長くして待ちたいと思います。
という訳で、今回は「税理士試験の勉強法について(2)」です。
前回より『税理士試験突破法 第3版』(TAC出版)の内容をベースに、ヨシオがこれまで培ってきた勉強法などについてお話しております。
今回は前回と同じく第1章「短期合格のための心構えと基本方針」の記述を取り上げてまいります。
前回の「モチベーションを高める」に続いて「絶対にあきらめない」ということが述べられています。
もちろん何をするにしても「あきらめない」ことは重要です。
しかしことに税理士試験ではおそらくかなりの割合の人が途中であきらめてしまっています。
ヨシオは毎年専門学校に通っているのですが、カリキュラムが始まる9月には教室いっぱいにいた受講生も年明けにはかなり減ってしまいます。
さらにその年明けから5月の直前期までの間にも相当数の受講生が脱落し、最終的には当初の半分以下になってしまうというのが実感です。
高い受講料を支払っている専門学校生でもこうなのですから、独学の方などはもっとかもしれません。
ヨシオの知人でも「税理士試験の教科書は買ったけど、結局全然勉強しなかった」という人もいますので、そのようなケースを含めると税理士試験に何らかの形で挑戦してはみたもののあきらめてしまった、という人の数は実際に受験した人よりも多い位かもしれません。
では何故多くの人があきらめてしまうのでしょうか?
その点について書籍の中では「税理士試験が長丁場であること」が最も大きな要因としてあげられています。
他の難関国家資格、例えば公認会計士試験や司法試験、社会保険労務士試験や中小企業診断士試験などは、その資格を得るまでには様々な関門がありますが、試験自体はほぼ一発勝負(1次試験・2次試験などの段階はありますが)です。
しかし税理士試験に関しては、試験そのものが一回で合格することがほぼ不可能(数年に一人いるかどうかというレベル)です。
現実的な最短合格は二年(二回の試験)での合格ですが、これも受験勉強に専念できる人でないとかなり厳しいです。
実際ヨシオのようにフルタイムで働きながらのチャレンジですと、一年に2科目勉強するのがやっとだと思います。
ですので税理士試験合格までの期間の平均値は、間違いなく三年以上にはなっていると考えられます。
しかも仮に一年に1科目〜2科目の受験であっても、かなりの時間を割いて勉強しなければ合格することは出来ません。
社会人であれば就業前後や休日の時間のほぼ全てを勉強に費やすことになりますし、学生であっても遊ぶ時間は全く無くなると思います。
そんな生活を三年以上続けられるのか、と考えるとあきらめてしまう気持ちも良く分かります。
特に勉強があまりはかどらずテストの成績が悪かったり、病気などで講義を休んでしまい勉強が追いつかなくなったりしてしまうと、一気に心が折れてしまいます。
ヨシオも昨年の試験では仕事が忙しいのを言い訳にして勉強が進まず、途中から半分あきらめた気持ちで受験した結果、案の定不合格となりました。
このように勉強すること自体をやめなくても「絶対合格するんだ」という気持ちが無くなった時点であきらめてしまったのと同じになってしまいます。
ですので前回お話しした「モチベーション」と今回の「あきらめない」ことはまさに車の両輪のようにどちらも欠かせない最も重要な要素となります。
ただヨシオの実感としても、何年も「あきらめない」気持ちを持続させることは本当に難しいです。
5科目を一発で合格する人はもちろんすごいと思いますが、個人的にはどんなに長い期間かかっても最後まであきらめずに合格を勝ち取った人の方を尊敬してしまいます。
ヨシオもいつ合格出来るかはまだわかりませんが、まだまだあきらめずに頑張りたいと思います!
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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