ヨシオの目指せ!税理士!
第65回税理士試験受験体験記(9)
お疲れ様です。ヨシオです。
ついについに、今年の税理士試験合格発表が今週末となりました!
もうこれまで何度もしつこく言ってきましたが、試験から発表までさすがに長すぎですよね。
確かにその分合格していた時の喜びはひとしおではありますが、逆に残念な結果の時はかなり落ち込みます…
まあ、この時期になってもまだ試験当日の話をしているようなヨシオの立場ではあまり偉そうなことも言えませんが(笑)
という訳で、今回は「第65回税理士試験受験体験記(9)」です。
〔第二問〕の内容は、個人で事業を営む「甲」さんの平成26年の個人事業税について、顧問税理士である「乙」税理士はどのように説明すればよいか、ということを問うものでした。
「甲」さんには同居している妻と息子があって、その他2名の従業員と計5名で事業を行っており、事業内容は「米の栽培」「養鶏」「卵の販売」の三種類となっていました。
この〔第二問〕は個人事業税の理論問題としては割とオーソドックスな内容と言えます。
難易度としてもさほどではなく、多くの受験生にとっては〔第一問〕の「問2」をカバーするために、高得点を狙っていかなければならないような問題であったと思います。
ヨシオも解答として書く内容は頭にはあったのですが、重要なのはどこまで書くかということでした。
と言うのも、解答として記述することが出来る範囲がかなり広範にわたっているため、それらを全て書くとなるとおそらく試験時間のかなりの部分を費やしてしまうことになってしまうためです。
ここが「事業税」の税理士試験の試験問題として最も難しい点だったりします。
以前もお話ししたかと思いますが、「事業税」の問題、特に理論の問題は税理士試験の中でもとにかく書く量が多いことが特徴です。
解答が正しい内容であればどれだけの量を書いたかも重要ですが、現実には関係する全ての論点を書ききることは非常に困難ですので、最終的に記述する論点の取捨選択が最も重要な合否を分けるポイントになります。
そんな訳でヨシオは解答用紙に書き始める前に、まずはしばらく時間を使って頭の中で解答全体の構成を考えました。
そこから実際に記述する時間を決め、それから解答用紙にペンを走らせ始めました。
そのまま数十分書き続け、あまりキリは良くありませんでしたが、計算問題を解く時間を確保するためにいったんペンを止めました。
その時点で試験時間は残り半分近くになっていました。
理論問題のやり残しは計算問題を解いて時間が余ってからということにして、続いて問題用紙の3ページ目に視線を移しました。
そこには「〔第三問〕−40点−」と印字され、さらにその下に「問1」とありました。
では「問2」があるのか、と思ってページをめくると、次のページである4ページ目の中段に「問2」と書かれていました。
問題は全部で6ページ目までありましたので、〔第三問〕の「問1」の問題文がおよそ1ページ半ほど、「問2」の問題文はだいたい2ページ半ほどといったボリュームでした。
「問2」はともかく「問1」は計算問題の問題文としてはちょっと少な目といった印象です。
さて早速〔第三問〕「問1」の問題文に目を通してみると、その内容はヨシオにとって少し意外なものでした。
正直この論点が実際に出題される可能性はかなり低いと考えていたためです。
それはどのような内容であったかというと…
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
ついについに、今年の税理士試験合格発表が今週末となりました!
もうこれまで何度もしつこく言ってきましたが、試験から発表までさすがに長すぎですよね。
確かにその分合格していた時の喜びはひとしおではありますが、逆に残念な結果の時はかなり落ち込みます…
まあ、この時期になってもまだ試験当日の話をしているようなヨシオの立場ではあまり偉そうなことも言えませんが(笑)
という訳で、今回は「第65回税理士試験受験体験記(9)」です。
〔第二問〕の内容は、個人で事業を営む「甲」さんの平成26年の個人事業税について、顧問税理士である「乙」税理士はどのように説明すればよいか、ということを問うものでした。
「甲」さんには同居している妻と息子があって、その他2名の従業員と計5名で事業を行っており、事業内容は「米の栽培」「養鶏」「卵の販売」の三種類となっていました。
この〔第二問〕は個人事業税の理論問題としては割とオーソドックスな内容と言えます。
難易度としてもさほどではなく、多くの受験生にとっては〔第一問〕の「問2」をカバーするために、高得点を狙っていかなければならないような問題であったと思います。
ヨシオも解答として書く内容は頭にはあったのですが、重要なのはどこまで書くかということでした。
と言うのも、解答として記述することが出来る範囲がかなり広範にわたっているため、それらを全て書くとなるとおそらく試験時間のかなりの部分を費やしてしまうことになってしまうためです。
ここが「事業税」の税理士試験の試験問題として最も難しい点だったりします。
以前もお話ししたかと思いますが、「事業税」の問題、特に理論の問題は税理士試験の中でもとにかく書く量が多いことが特徴です。
解答が正しい内容であればどれだけの量を書いたかも重要ですが、現実には関係する全ての論点を書ききることは非常に困難ですので、最終的に記述する論点の取捨選択が最も重要な合否を分けるポイントになります。
そんな訳でヨシオは解答用紙に書き始める前に、まずはしばらく時間を使って頭の中で解答全体の構成を考えました。
そこから実際に記述する時間を決め、それから解答用紙にペンを走らせ始めました。
そのまま数十分書き続け、あまりキリは良くありませんでしたが、計算問題を解く時間を確保するためにいったんペンを止めました。
その時点で試験時間は残り半分近くになっていました。
理論問題のやり残しは計算問題を解いて時間が余ってからということにして、続いて問題用紙の3ページ目に視線を移しました。
そこには「〔第三問〕−40点−」と印字され、さらにその下に「問1」とありました。
では「問2」があるのか、と思ってページをめくると、次のページである4ページ目の中段に「問2」と書かれていました。
問題は全部で6ページ目までありましたので、〔第三問〕の「問1」の問題文がおよそ1ページ半ほど、「問2」の問題文はだいたい2ページ半ほどといったボリュームでした。
「問2」はともかく「問1」は計算問題の問題文としてはちょっと少な目といった印象です。
さて早速〔第三問〕「問1」の問題文に目を通してみると、その内容はヨシオにとって少し意外なものでした。
正直この論点が実際に出題される可能性はかなり低いと考えていたためです。
それはどのような内容であったかというと…
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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