ヨシオの目指せ!税理士!
第65回税理士試験受験体験記(8)
お疲れ様です。ヨシオです。
11月の終わり頃から気温も下がり、すっかり冬めいてきましたね。
毎年この時期になると風邪やインフルエンザが流行りますが、皆さん大丈夫ですか?
ヨシオも先日インフルエンザの予防接種をしてきましたが、抗体ができるまで1〜3週間位かかるそうです。
流行のピークに間に合うには遅くとも12月中に接種を受けた方が良いそうなので、まだ受けられていない方は是非お急ぎ下さい。
という訳で、今回は「第65回税理士試験受験体験記(8)」です。
〔第一問〕の「問2」には以下のように書かれていました。
「法人の事業税における加算金の種類及び内容について説明しなさい。
ただし、還付加算金については説明を要しない。」
これも「問1」と同様、非常にシンプルな問題で条文を暗記さえしていれば答えられる内容なのですが、おそらく今回の試験の中で最も受験生の出来が悪かったのがこの問題だと思われます。
と言うのも、この論点は出題可能性がかなり低いと考えられていたためです。
この「加算金」というのは申告して納付した税額の計算が間違っていて少なかったり、また申告・納付自体を行わなかった場合などに課されるペナルティ的な税金の加算分のことです。
平たく言えば「罰金」のようなものですので、正しい税額計算を学ぶという税法学習の本筋とは少し外れており、専門学校のカリキュラムの中でも比較的重きを置かれていない論点でもあります。
それもある意味当然と言えば当然で、計算問題であればほぼ全てが「今年度納付すべき税額を求めよ」という出題ですから「加算金」が登場する余地はなく、理論問題であっても正しく申告・納付するための手順やその根拠規定を述べるという内容が多いため、やはり「加算金」について触れる機会はかなり少なくなっています。
そんな訳でこの問題、もの凄く勉強していたりすでに何度も受験経験があったりして理論をほぼ全て覚えてしまっている受験生や、あるいは「加算金」にヤマを張っていた受験生以外はほとんど出来なかったのではないでしょうか。
ヨシオもその例外に漏れず全く書けませんでした…(涙)
まあ〔第一問〕の配点は30点なのでここが出来なくてもおそらく15点のロスですからまだ挽回は出来ます。
さて気を取り直してページをめくると、2ページ目には「〔第二問〕−30点−」と書かれていました。
この〔第二問〕も理論問題でしたので、今回の「事業税」は理論「60点」計算「40点」という配点となります。
この配点は昨年と同じなので、おそらく今後もこの傾向が続くのではないかと考えられます。
それはさて置き〔第二問〕の内容ですが、個人事業税の事例問題でした。
事例の細かい設定はともかく、まあこんな感じの問題が出るだろうな、とは思っていましたので、この問題についてはそれほど面食らうことはありませんでした。
〔第二問〕の問題文は合計7行の文章で、その下に【資料】として表が印字されていました。
まずその表をざっと見てみると、どうやら「米の栽培」「養鶏」「卵の販売」という3つの事業を家族を含む5人で行っているという設定のようです。
そして次に問題文を読んでみると…
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
11月の終わり頃から気温も下がり、すっかり冬めいてきましたね。
毎年この時期になると風邪やインフルエンザが流行りますが、皆さん大丈夫ですか?
ヨシオも先日インフルエンザの予防接種をしてきましたが、抗体ができるまで1〜3週間位かかるそうです。
流行のピークに間に合うには遅くとも12月中に接種を受けた方が良いそうなので、まだ受けられていない方は是非お急ぎ下さい。
という訳で、今回は「第65回税理士試験受験体験記(8)」です。
〔第一問〕の「問2」には以下のように書かれていました。
「法人の事業税における加算金の種類及び内容について説明しなさい。
ただし、還付加算金については説明を要しない。」
これも「問1」と同様、非常にシンプルな問題で条文を暗記さえしていれば答えられる内容なのですが、おそらく今回の試験の中で最も受験生の出来が悪かったのがこの問題だと思われます。
と言うのも、この論点は出題可能性がかなり低いと考えられていたためです。
この「加算金」というのは申告して納付した税額の計算が間違っていて少なかったり、また申告・納付自体を行わなかった場合などに課されるペナルティ的な税金の加算分のことです。
平たく言えば「罰金」のようなものですので、正しい税額計算を学ぶという税法学習の本筋とは少し外れており、専門学校のカリキュラムの中でも比較的重きを置かれていない論点でもあります。
それもある意味当然と言えば当然で、計算問題であればほぼ全てが「今年度納付すべき税額を求めよ」という出題ですから「加算金」が登場する余地はなく、理論問題であっても正しく申告・納付するための手順やその根拠規定を述べるという内容が多いため、やはり「加算金」について触れる機会はかなり少なくなっています。
そんな訳でこの問題、もの凄く勉強していたりすでに何度も受験経験があったりして理論をほぼ全て覚えてしまっている受験生や、あるいは「加算金」にヤマを張っていた受験生以外はほとんど出来なかったのではないでしょうか。
ヨシオもその例外に漏れず全く書けませんでした…(涙)
まあ〔第一問〕の配点は30点なのでここが出来なくてもおそらく15点のロスですからまだ挽回は出来ます。
さて気を取り直してページをめくると、2ページ目には「〔第二問〕−30点−」と書かれていました。
この〔第二問〕も理論問題でしたので、今回の「事業税」は理論「60点」計算「40点」という配点となります。
この配点は昨年と同じなので、おそらく今後もこの傾向が続くのではないかと考えられます。
それはさて置き〔第二問〕の内容ですが、個人事業税の事例問題でした。
事例の細かい設定はともかく、まあこんな感じの問題が出るだろうな、とは思っていましたので、この問題についてはそれほど面食らうことはありませんでした。
〔第二問〕の問題文は合計7行の文章で、その下に【資料】として表が印字されていました。
まずその表をざっと見てみると、どうやら「米の栽培」「養鶏」「卵の販売」という3つの事業を家族を含む5人で行っているという設定のようです。
そして次に問題文を読んでみると…
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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