ヨシオの目指せ!税理士!
第64回税理士試験受験体験記(23)
お疲れ様です。ヨシオです。
先日、専門学校の全国公開模試を受験しました。
今回は日程が合わなかったため会場受験はせず、初めて自宅受験にしました。
自宅受験とは言っても結局専門学校の自習室に行って受験したのですが、やはり試験官がいて他の受験生と一緒に受験する会場受験と比べてどうしても緊張感に欠けてしまいます。
ヨシオはどちらかと言うと本番の張り詰めた空気の中でこそ力が発揮できるタイプなので、今回の模試の結果はどうも芳しくはなさそうです…
という訳で、今回は「専門学校の『事業税』講座について」です。
前回、前々回と「事業税」の一般的なお話しをいたしました。
今回はヨシオが実際に「事業税」の勉強をしてみて感じたことの中で、特に専門学校のカリキュラムについてこれまで受講した他の科目と比較してお話しいたしたいと思います。
ヨシオは今年1月から速修コースで「事業税」の学習を開始しました。
講義は週1コマで一回3時間行われます。
ちなみにこれまで受講してきた科目のうち、「簿記論」と「財務諸表論」は週2コマ×3時間、「消費税法」は「事業税」と同じ週1コマ×3時間でした。
ですので講義のペースとしては「事業税」は「消費税法」と一見すると同じように見えますが、実際は「事業税」より「消費税法」の方がずっと学習量は多いのです。
と言いますのも同じ週1コマ×3時間でも、事業税は1月からの速修コース、「消費税法」は9月開講のレギュラーコースであったためです。
同じ1月開講の速修コースで比較してみますと、「事業税」は全26回の講義であるのに対して、「消費税法」はおよそ1.5倍の全40回も講義があります。
さらに「簿記論」や「財務諸表論」の速修コースの講義は全51回となっておりほぼ2倍です。
前回、「事業税」はいわゆる「ミニ税法」で学習時間も少ない科目であることをお話しましたが、このように専門学校のカリキュラムで比較しても学習量の少ないことが分かります。
また、講義で使用するテキストにも差があります。
ヨシオがこれまで受験してきた「簿記論」「財務諸表論」「消費税法」については、全て基本テキストとトレーニングが4冊ずつあったのに対して、「事業税」ではそれぞれ半分の2冊ずつでありしかも1冊ごとのページ数も少なく感じます。
さらに学習していてヨシオが特に感じたのはそのテキストやトレーニングの中身の質の差です。
このようなことを言っては大変失礼なのですが、正直「事業税」のテキスト・トレーニングは内容が洗練されていないように感じます。
テキストに記載されている学習テーマの順序やその見せ方があまり系統だってないため理解しにくく、また単純な所で言えば誤字・誤植や落丁なども少なくありません。
その点「簿記論」「財務諸表論」「消費税法」のテキストやトレーニングは非常にまとまっていました。
学習内容を段階的に理解していくよう構成されており、受験上重要な論点と重要性の低い箇所がはっきりとわかるようになっていました。
ただこの差はある程度仕方がないことだとも思います。
「ミニ税法」である「事業税」は受験する人自体が少なく、同時に専門学校の受講生も少ないので担当講師も多くありません。
「簿記論」などの人気科目はそれこそ何十人という講師たちでテキストやトレーニングの作成をしている訳ですから、当然内容にも差は出てくるでしょう。
受講生としての本音では「『事業税』の先生たちももっと頑張ってよ〜」と言いたい所ですが、講師の側でもテキストに足りない部分があることは理解されているようで、補助教材や板書などで色々工夫されていることも感じますので、
ヨシオもないものねだりするのではなく今ある教材でしっかり勉強していこうと思います。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
先日、専門学校の全国公開模試を受験しました。
今回は日程が合わなかったため会場受験はせず、初めて自宅受験にしました。
自宅受験とは言っても結局専門学校の自習室に行って受験したのですが、やはり試験官がいて他の受験生と一緒に受験する会場受験と比べてどうしても緊張感に欠けてしまいます。
ヨシオはどちらかと言うと本番の張り詰めた空気の中でこそ力が発揮できるタイプなので、今回の模試の結果はどうも芳しくはなさそうです…
という訳で、今回は「専門学校の『事業税』講座について」です。
前回、前々回と「事業税」の一般的なお話しをいたしました。
今回はヨシオが実際に「事業税」の勉強をしてみて感じたことの中で、特に専門学校のカリキュラムについてこれまで受講した他の科目と比較してお話しいたしたいと思います。
ヨシオは今年1月から速修コースで「事業税」の学習を開始しました。
講義は週1コマで一回3時間行われます。
ちなみにこれまで受講してきた科目のうち、「簿記論」と「財務諸表論」は週2コマ×3時間、「消費税法」は「事業税」と同じ週1コマ×3時間でした。
ですので講義のペースとしては「事業税」は「消費税法」と一見すると同じように見えますが、実際は「事業税」より「消費税法」の方がずっと学習量は多いのです。
と言いますのも同じ週1コマ×3時間でも、事業税は1月からの速修コース、「消費税法」は9月開講のレギュラーコースであったためです。
同じ1月開講の速修コースで比較してみますと、「事業税」は全26回の講義であるのに対して、「消費税法」はおよそ1.5倍の全40回も講義があります。
さらに「簿記論」や「財務諸表論」の速修コースの講義は全51回となっておりほぼ2倍です。
前回、「事業税」はいわゆる「ミニ税法」で学習時間も少ない科目であることをお話しましたが、このように専門学校のカリキュラムで比較しても学習量の少ないことが分かります。
また、講義で使用するテキストにも差があります。
ヨシオがこれまで受験してきた「簿記論」「財務諸表論」「消費税法」については、全て基本テキストとトレーニングが4冊ずつあったのに対して、「事業税」ではそれぞれ半分の2冊ずつでありしかも1冊ごとのページ数も少なく感じます。
さらに学習していてヨシオが特に感じたのはそのテキストやトレーニングの中身の質の差です。
このようなことを言っては大変失礼なのですが、正直「事業税」のテキスト・トレーニングは内容が洗練されていないように感じます。
テキストに記載されている学習テーマの順序やその見せ方があまり系統だってないため理解しにくく、また単純な所で言えば誤字・誤植や落丁なども少なくありません。
その点「簿記論」「財務諸表論」「消費税法」のテキストやトレーニングは非常にまとまっていました。
学習内容を段階的に理解していくよう構成されており、受験上重要な論点と重要性の低い箇所がはっきりとわかるようになっていました。
ただこの差はある程度仕方がないことだとも思います。
「ミニ税法」である「事業税」は受験する人自体が少なく、同時に専門学校の受講生も少ないので担当講師も多くありません。
「簿記論」などの人気科目はそれこそ何十人という講師たちでテキストやトレーニングの作成をしている訳ですから、当然内容にも差は出てくるでしょう。
受講生としての本音では「『事業税』の先生たちももっと頑張ってよ〜」と言いたい所ですが、講師の側でもテキストに足りない部分があることは理解されているようで、補助教材や板書などで色々工夫されていることも感じますので、
ヨシオもないものねだりするのではなく今ある教材でしっかり勉強していこうと思います。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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