ヨシオの目指せ!税理士!
第64回税理士試験受験体験記(12)
お疲れ様です。ヨシオです。
今年もすでに一ヶ月が経とうとしていますが、税理士試験受験生の皆さんは勉強は順調で すか?
かく言うヨシオは仕事が忙しいのもあってなかなか調子が出ません…
そこでやる気を出すために最近今年の試験が終わった後の楽しみについて考えるようにし ています。
今年の本試験の日程は例年より遅いので8月はあまり休めなさそうですが、9月には5連休 があるんですよね。今からこの連休の予定に思いを馳せつつ、それを糧に勉強を頑張りた いと思います!
という訳で、今回は「第64回税理士試験受験体験記(12)」です。
「有形固定資産に関する事項」は問題量としてはそれ程でもありませんでしたが、ぱっと 見た所、減損と圧縮記帳とリースがあり、一瞬慌ててしまいました。
ですがよくよく問題文を読んでみると、どの論点も内容的には簡単なものでした。
有形固定資産の問題は時として複雑でやたらと面倒なこともあるので、今回は助かりまし た。
しかし人によっては「減損」や「圧縮記帳」という言葉を見た瞬間に、この箇所を飛ばし てしまった受験生も割といたのではないでしょうか。
次の「税務上の繰延資産」も簡単でしたが、「共同施設負担金」という「財務諸表論」で 初めて知った科目を使用する内容でした。
ところが解答用紙にはその科目を記載できる箇所がなく、その代わりに「長期前払費用」 を使用する、といったちょっとした引っ掛け問題でした。
続いての「為替予約に関する事項」はどちらかと言うと出題頻度の低めな「独立処理」の 問題でした。
しかも「ヘッジ会計」の要件も満たしているということで、この問題も後回しにしてしま った受験生が少なくなかったかと思います。
ヨシオにとっては以前お話したオリジナルの「まとめノート」で重点的に勉強していた論点でしたので、むしろ出題 されてラッキーに感じる位でした。
その次は「従業員賞与に関する事項」でした。
ここでは通常の夏季賞与に加えて業績連動賞与についても出題されました。
前者が毎年必ず夏・冬に支給されるボーナスであるのに対して、後者は利益が多く出てし まった期に税金対策などで支給される決算賞与をイメージすると良いと思います。
細かい論点なのですが、普通の夏季賞与の未払い分は「未払費用」を使用し、業績連動給 与の未払いの場合には「未払金」とする、という点を答えさせる問題です。
実はこの論点は前回の試験でも同じように出題されていたので、過去問対策をしていた受 験生はバッチリだったのではないかと思います。
おそらく試験委員の好みなのでしょうが、やはり同じ先生が問題を作成すると似通った論 点が出てきますね。
そして次に控える「商品券に関する事項」、ここが今回の計算問題の山場になりそうでし た。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
今年もすでに一ヶ月が経とうとしていますが、税理士試験受験生の皆さんは勉強は順調で すか?
かく言うヨシオは仕事が忙しいのもあってなかなか調子が出ません…
そこでやる気を出すために最近今年の試験が終わった後の楽しみについて考えるようにし ています。
今年の本試験の日程は例年より遅いので8月はあまり休めなさそうですが、9月には5連休 があるんですよね。今からこの連休の予定に思いを馳せつつ、それを糧に勉強を頑張りた いと思います!
という訳で、今回は「第64回税理士試験受験体験記(12)」です。
「有形固定資産に関する事項」は問題量としてはそれ程でもありませんでしたが、ぱっと 見た所、減損と圧縮記帳とリースがあり、一瞬慌ててしまいました。
ですがよくよく問題文を読んでみると、どの論点も内容的には簡単なものでした。
有形固定資産の問題は時として複雑でやたらと面倒なこともあるので、今回は助かりまし た。
しかし人によっては「減損」や「圧縮記帳」という言葉を見た瞬間に、この箇所を飛ばし てしまった受験生も割といたのではないでしょうか。
次の「税務上の繰延資産」も簡単でしたが、「共同施設負担金」という「財務諸表論」で 初めて知った科目を使用する内容でした。
ところが解答用紙にはその科目を記載できる箇所がなく、その代わりに「長期前払費用」 を使用する、といったちょっとした引っ掛け問題でした。
続いての「為替予約に関する事項」はどちらかと言うと出題頻度の低めな「独立処理」の 問題でした。
しかも「ヘッジ会計」の要件も満たしているということで、この問題も後回しにしてしま った受験生が少なくなかったかと思います。
ヨシオにとっては以前お話したオリジナルの「まとめノート」で重点的に勉強していた論点でしたので、むしろ出題 されてラッキーに感じる位でした。
その次は「従業員賞与に関する事項」でした。
ここでは通常の夏季賞与に加えて業績連動賞与についても出題されました。
前者が毎年必ず夏・冬に支給されるボーナスであるのに対して、後者は利益が多く出てし まった期に税金対策などで支給される決算賞与をイメージすると良いと思います。
細かい論点なのですが、普通の夏季賞与の未払い分は「未払費用」を使用し、業績連動給 与の未払いの場合には「未払金」とする、という点を答えさせる問題です。
実はこの論点は前回の試験でも同じように出題されていたので、過去問対策をしていた受 験生はバッチリだったのではないかと思います。
おそらく試験委員の好みなのでしょうが、やはり同じ先生が問題を作成すると似通った論 点が出てきますね。
そして次に控える「商品券に関する事項」、ここが今回の計算問題の山場になりそうでし た。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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