ヨシオの目指せ!税理士!
第64回税理士試験受験体験記(10)
お疲れ様です。ヨシオです。
今年の税理士試験を受験された皆さんの手元にはすでに結果の通知が届かれていることと思います。
かく言うヨシオにも通知が届きましたが、その結果についてはこの受験体験記の最終盤で発表する予定です。
さて、合格発表日には同時に来年のスケジュールの予定も公開されましたが、来年の試験日や合格発表日は例年より日程を二週間ほど遅らせるようです。
個人的には試験日と仕事の繁忙期がずれることになって大変助かるのですが、ちょうどお盆休みの直後ということなどもあり困る方もいらっしゃるかと思います。
いずれにしましてもこれで来年の試験に向けて本格始動といった感じですね!
という訳で、今回は「第64回税理士試験受験体験記(10)」です。
財務諸表論の計算問題では、まず有価証券の部分から解いていくのがセオリーです。
これは有価証券の保有状況によって子会社や関連会社などの関係会社が判明し、その関係会社に対する債権・債務や取引高を別の科目で表示したり注記したりすることがあるためです。
という訳で「有価証券等に関する事項」を見てみると…、驚くほど簡単でした。
保有目的は「備考」欄に明記してあり、処理項目も少なくてあっという間に終わってしまいました。
ただ、海外株式があったのと、その他資本剰余金からの配当というあまり出ない論点もあったので、勉強が不足していると間違ってしまう可能性のある問題でもありました。
有価証券の後は問題の最初に戻って「現金預金に関する事項」を解きます。
これもそんなに難しくはありませんでしたが、いやらしいことに資料の金額の単位が「円」でした。
財務諸表論の問題で出てくる金額の単位は通常「千円」なので、これに引っかかった人も少なくなかったかもしれません。
ヨシオも以前何度か間違えたことがありましたが、今回は引っかかりませんでした。
そして次の「貸倒引当金等に関する事項」に行くと、まず問題文が長い…
しかもその問題文を読んでいくと、未収入金に対して貸倒引当金を計上する、とありました。
ヨシオはこれまで日商簿記検定、簿記論、財務諸表論と勉強してきて、数々の貸倒引当金の問題を解いてきましたが、未収入金が登場したのは初めてでした。
その問題の難易度自体はそれ程高くはなかったのですが、少しびっくりしました。
未収入金以外では資料の読み取りが結構やっかいで苦戦し、さらにはゴルフ会員権まで登場しました。
このゴルフ会員権も知識さえあればそれ程悩むような問題ではありませんでしたが、出題頻度の低い論点なので捨ててしまった人もいたのではないかと思います。
そんなこんなで、貸倒引当金にはだいぶ時間をかけてしまいました。
次の「有価証券等に関する事項」はすでに解答済みだったので、ページをめくって「棚卸資産及び仕入高に関する事項」に目を移すと…
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
今年の税理士試験を受験された皆さんの手元にはすでに結果の通知が届かれていることと思います。
かく言うヨシオにも通知が届きましたが、その結果についてはこの受験体験記の最終盤で発表する予定です。
さて、合格発表日には同時に来年のスケジュールの予定も公開されましたが、来年の試験日や合格発表日は例年より日程を二週間ほど遅らせるようです。
個人的には試験日と仕事の繁忙期がずれることになって大変助かるのですが、ちょうどお盆休みの直後ということなどもあり困る方もいらっしゃるかと思います。
いずれにしましてもこれで来年の試験に向けて本格始動といった感じですね!
という訳で、今回は「第64回税理士試験受験体験記(10)」です。
財務諸表論の計算問題では、まず有価証券の部分から解いていくのがセオリーです。
これは有価証券の保有状況によって子会社や関連会社などの関係会社が判明し、その関係会社に対する債権・債務や取引高を別の科目で表示したり注記したりすることがあるためです。
という訳で「有価証券等に関する事項」を見てみると…、驚くほど簡単でした。
保有目的は「備考」欄に明記してあり、処理項目も少なくてあっという間に終わってしまいました。
ただ、海外株式があったのと、その他資本剰余金からの配当というあまり出ない論点もあったので、勉強が不足していると間違ってしまう可能性のある問題でもありました。
有価証券の後は問題の最初に戻って「現金預金に関する事項」を解きます。
これもそんなに難しくはありませんでしたが、いやらしいことに資料の金額の単位が「円」でした。
財務諸表論の問題で出てくる金額の単位は通常「千円」なので、これに引っかかった人も少なくなかったかもしれません。
ヨシオも以前何度か間違えたことがありましたが、今回は引っかかりませんでした。
そして次の「貸倒引当金等に関する事項」に行くと、まず問題文が長い…
しかもその問題文を読んでいくと、未収入金に対して貸倒引当金を計上する、とありました。
ヨシオはこれまで日商簿記検定、簿記論、財務諸表論と勉強してきて、数々の貸倒引当金の問題を解いてきましたが、未収入金が登場したのは初めてでした。
その問題の難易度自体はそれ程高くはなかったのですが、少しびっくりしました。
未収入金以外では資料の読み取りが結構やっかいで苦戦し、さらにはゴルフ会員権まで登場しました。
このゴルフ会員権も知識さえあればそれ程悩むような問題ではありませんでしたが、出題頻度の低い論点なので捨ててしまった人もいたのではないかと思います。
そんなこんなで、貸倒引当金にはだいぶ時間をかけてしまいました。
次の「有価証券等に関する事項」はすでに解答済みだったので、ページをめくって「棚卸資産及び仕入高に関する事項」に目を移すと…
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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