ヨシオの目指せ!税理士!
第64回税理士試験受験体験記(9)
お疲れ様です。ヨシオです。
ついに今週末、今年の税理士試験の合格発表です!
今年受験された皆さんの多くは、この日が来るのを一日千秋の思いで待っていたことと思います。
ヨシオも受験した日以降ずっとどこか落ち着かない気分で過ごしましていました。
お互い合格を勝ち取って気持ち良く年末年始を迎えたいものですね。
という訳で、今回は「第64回税理士試験受験体験記(9)」です。
第三問は過去問や専門学校の答練でもあまり見たことがない位のボリュームでした。
ヨシオは計算問題を解く際、まず問題の全ページの上部余白に決算日などをメモするのですが、いつもは3〜4回もページをめくれば済む所が、今回の問題はなかなかメモが終わりません。
あらためてページ数を数えてみると14ページもありました…
ちなみに今年の「簿記論」の試験も例年になく問題量が多かったそうなのですが、その「簿記論」の第三問でさえ全部で13ページだったそうなので、第三問だけで比べれば単純なページ数は「財務諸表論」の方が上回っていたようです。
問題用紙へのメモも終わり、解答用紙にもう一度ざっと目を通すと、今年の試験も前回の試験に引き続き、財務諸表の区分名や利益名が空欄になっていました。
「資産の部」や「流動資産」、「売上総利益」などという文言を記入するのですが、実際の財務諸表にあまり馴染みのない受験生にとっては意外に苦手な論点らしいです。
ヨシオは実務でいつも触れている言葉ばかりなので、個人的にはラッキー問題でした。
しかし全項目を一気に書いたため、結構手が疲れてしまいました(笑)
次に今度は問題を一通り眺めてみます。
すると謎だった問3は注記の選択肢穴埋め問題だと判明しました。
正直、ヨシオは「財務諸表論」の計算問題で最も苦手なのが注記なのですが、全文を記述させるのではなく、穴埋めでしかも選択肢から選べば良い、というのは大変助かりました。
ただ問2の税効果会計に関する注記については、悪い予感の通りかなり難しそうでした。
そして元資料となる決算整理前残高試算表に目を移すと、いつも見慣れた「受取手形」がありません。
「受取手形」が登場しない問題を解くのはほぼ初めての位だと思います。
そのまま借方を見ていくと「リース資産」「ゴルフ会員権」「社債発行費」などがあり、やはりこの問題量だと出題頻度が決して高くない論点も出てるか〜とある意味納得でした。
貸方へ行くと、今度は「商品券前受金」「商品券引換引当金」という見たことのない科目が登場し、どうやらこの辺りが今回の問題の目玉となりそうでした。
そんなこんなで何となく問題の全体像がつかめた所で、おもむろに問題へと取り掛かりました。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
ついに今週末、今年の税理士試験の合格発表です!
今年受験された皆さんの多くは、この日が来るのを一日千秋の思いで待っていたことと思います。
ヨシオも受験した日以降ずっとどこか落ち着かない気分で過ごしましていました。
お互い合格を勝ち取って気持ち良く年末年始を迎えたいものですね。
という訳で、今回は「第64回税理士試験受験体験記(9)」です。
第三問は過去問や専門学校の答練でもあまり見たことがない位のボリュームでした。
ヨシオは計算問題を解く際、まず問題の全ページの上部余白に決算日などをメモするのですが、いつもは3〜4回もページをめくれば済む所が、今回の問題はなかなかメモが終わりません。
あらためてページ数を数えてみると14ページもありました…
ちなみに今年の「簿記論」の試験も例年になく問題量が多かったそうなのですが、その「簿記論」の第三問でさえ全部で13ページだったそうなので、第三問だけで比べれば単純なページ数は「財務諸表論」の方が上回っていたようです。
問題用紙へのメモも終わり、解答用紙にもう一度ざっと目を通すと、今年の試験も前回の試験に引き続き、財務諸表の区分名や利益名が空欄になっていました。
「資産の部」や「流動資産」、「売上総利益」などという文言を記入するのですが、実際の財務諸表にあまり馴染みのない受験生にとっては意外に苦手な論点らしいです。
ヨシオは実務でいつも触れている言葉ばかりなので、個人的にはラッキー問題でした。
しかし全項目を一気に書いたため、結構手が疲れてしまいました(笑)
次に今度は問題を一通り眺めてみます。
すると謎だった問3は注記の選択肢穴埋め問題だと判明しました。
正直、ヨシオは「財務諸表論」の計算問題で最も苦手なのが注記なのですが、全文を記述させるのではなく、穴埋めでしかも選択肢から選べば良い、というのは大変助かりました。
ただ問2の税効果会計に関する注記については、悪い予感の通りかなり難しそうでした。
そして元資料となる決算整理前残高試算表に目を移すと、いつも見慣れた「受取手形」がありません。
「受取手形」が登場しない問題を解くのはほぼ初めての位だと思います。
そのまま借方を見ていくと「リース資産」「ゴルフ会員権」「社債発行費」などがあり、やはりこの問題量だと出題頻度が決して高くない論点も出てるか〜とある意味納得でした。
貸方へ行くと、今度は「商品券前受金」「商品券引換引当金」という見たことのない科目が登場し、どうやらこの辺りが今回の問題の目玉となりそうでした。
そんなこんなで何となく問題の全体像がつかめた所で、おもむろに問題へと取り掛かりました。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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