ヨシオの目指せ!税理士!
会計科目と税法科目の学習方法の違い
お疲れ様です。ヨシオです。
来週から税理士試験の受験申込が始まり、いよいよ試験が近づいてきたことを実感しますね。
ヨシオも先日専門学校の窓口で受験案内と申込用紙を受け取ってきました。
今年こそは申込受付期間の初日である5月13日に申込に行って、何とか東京の会場で受験したいとは思っているのですが、その日仕事を休めるかどうか…
東京で申込される受験生の皆さん、是非ヨシオのために遅めのお申込をお願いします!
という訳で、今回は「会計科目と税法科目の学習方法の違い」です。
「消費税法」の合格を受け、前回不合格であった「財務諸表論」のリベンジに向けて始動したヨシオですが、「消費税法」の学習を始めたときにも感じた会計科目と税法科目の学習方法の違いをまず改めて実感しました。
非常にざっくりとした感覚で申しますと、税法科目の学習は「確定納付税額」という最終目的のためにひとつの大きなストーリーがあるのに対して、会計科目はそれぞれは直接関係しない部品を集めて「試算表」や「財務諸表」というひとつの作品を作り上げる作業といった感じです。
計算問題を例にしてより具体的にお話しいたしますと、例えば「消費税法」ではまず「課税標準額に対する消費税額」から「控除対象仕入税額」を差し引いて「差引税額」を出すという消費税額計算の大きな流れを学習してから、そこに「売上返還」「貸倒」「課税売上割合」「中間申告」などの項目を肉付けしていく、という学習の進め方であるのに対して、「財務諸表論」では、「金銭債権」「金銭債務」「有形固定資産」「無形固定資産」などそれぞれのテーマを個別に学習して行き、段階的にそれぞれの論点の問題が解けるようになるという方向性です。
ヨシオの個人的な好みとしては、税法科目の方が学習していて楽しいです。
学習が進めば進むほど演習問題の解答用紙が多くなっていき、自分が出来るようになっていくのがストレートに実感できるからです。
対して会計科目では、「試算表」や「財務諸表」を作成することについては学習の初期から同じなので、解答用紙に大きな変化はなく、ただ問題文だけがやたら長くなっても解答する用紙は一緒というのがあまり面白く感じません。
また理論の学習についても、「消費税法」であればほぼ「消費税法」の条文のみを学習することになりますが、「財務諸表論」では個別に作成された会計基準をそれぞれ学習して理解・暗記していくので、全体を体系的に捉えることが困難です。
そんな中でも近年の本試験では複数の会計基準について横断的に考えさせる問題もあり、ヨシオも前回の「財務諸表論」の受験ではそういった所でうまく対応できなかったという反省もあります。
まとまりのないお話になってしまいましたが、ヨシオとしては受験経験のある「財務諸表論」でありながら税法科目の学習に慣れてしまったがためか、学習方法についてやや戸惑いながらの再スタートになってしまいました。
計算問題についてはだいぶ覚えてはいたのですが、それでもいまいちしっくりとこないという所が本音です。
理論はあいかわらず暗記に苦労し、なかなかに幸先の悪い船出となりました。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
来週から税理士試験の受験申込が始まり、いよいよ試験が近づいてきたことを実感しますね。
ヨシオも先日専門学校の窓口で受験案内と申込用紙を受け取ってきました。
今年こそは申込受付期間の初日である5月13日に申込に行って、何とか東京の会場で受験したいとは思っているのですが、その日仕事を休めるかどうか…
東京で申込される受験生の皆さん、是非ヨシオのために遅めのお申込をお願いします!
という訳で、今回は「会計科目と税法科目の学習方法の違い」です。
「消費税法」の合格を受け、前回不合格であった「財務諸表論」のリベンジに向けて始動したヨシオですが、「消費税法」の学習を始めたときにも感じた会計科目と税法科目の学習方法の違いをまず改めて実感しました。
非常にざっくりとした感覚で申しますと、税法科目の学習は「確定納付税額」という最終目的のためにひとつの大きなストーリーがあるのに対して、会計科目はそれぞれは直接関係しない部品を集めて「試算表」や「財務諸表」というひとつの作品を作り上げる作業といった感じです。
計算問題を例にしてより具体的にお話しいたしますと、例えば「消費税法」ではまず「課税標準額に対する消費税額」から「控除対象仕入税額」を差し引いて「差引税額」を出すという消費税額計算の大きな流れを学習してから、そこに「売上返還」「貸倒」「課税売上割合」「中間申告」などの項目を肉付けしていく、という学習の進め方であるのに対して、「財務諸表論」では、「金銭債権」「金銭債務」「有形固定資産」「無形固定資産」などそれぞれのテーマを個別に学習して行き、段階的にそれぞれの論点の問題が解けるようになるという方向性です。
ヨシオの個人的な好みとしては、税法科目の方が学習していて楽しいです。
学習が進めば進むほど演習問題の解答用紙が多くなっていき、自分が出来るようになっていくのがストレートに実感できるからです。
対して会計科目では、「試算表」や「財務諸表」を作成することについては学習の初期から同じなので、解答用紙に大きな変化はなく、ただ問題文だけがやたら長くなっても解答する用紙は一緒というのがあまり面白く感じません。
また理論の学習についても、「消費税法」であればほぼ「消費税法」の条文のみを学習することになりますが、「財務諸表論」では個別に作成された会計基準をそれぞれ学習して理解・暗記していくので、全体を体系的に捉えることが困難です。
そんな中でも近年の本試験では複数の会計基準について横断的に考えさせる問題もあり、ヨシオも前回の「財務諸表論」の受験ではそういった所でうまく対応できなかったという反省もあります。
まとまりのないお話になってしまいましたが、ヨシオとしては受験経験のある「財務諸表論」でありながら税法科目の学習に慣れてしまったがためか、学習方法についてやや戸惑いながらの再スタートになってしまいました。
計算問題についてはだいぶ覚えてはいたのですが、それでもいまいちしっくりとこないという所が本音です。
理論はあいかわらず暗記に苦労し、なかなかに幸先の悪い船出となりました。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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