第63回税理士試験受験体験記(5)
お疲れ様です。ヨシオです。
今年は10月に入ってからも暑い日が続いておりましたが、ここにきてようやく秋めいた気候になってきましたね。季節の変わり目で体調の優れない方もいらっしゃると思いますが、お互い無理せずじっくり勉強を進めていきましょう。
という訳で、今回は「第63回税理士試験受験体験記(5)」です。
直前期に入ると答練が中心のカリキュラムになります。
答練とは「答案練習会」の略で、本試験と同レベル・同形式の問題を本試験とほぼ同じ条件(時間、筆記具など)で解答し、その後その解説を行うという形で行われる講義です。ヨシオの通っていた専門学校では1コマ3時間だったので、前半2時間で問題の解答、残り1時間で解説という感じで進められました。
講義のペースは直前期になっても週1コマでしたが、2週続けて答練を行い次の週は1回普通の講義形式、その後また2週続けて答練といったように進んでいったので、特に答練が続く週はその準備に結構大変でした。と言うのも、答連では毎回理論問題の予告が出るのですが、その量がかなり多く、暗記の苦手なヨシオにとってはそれだけで一苦労だったためです。
しかも暗記した予告理論をそのまま解答するような問題は答連になるとあまり出ることはなく応用問題が中心となるため、過去問なども勉強しておかないといけません。
そのような感じだったため、ヨシオは一時ほぼ理論のみ勉強して計算問題の勉強にほとんど手を付けられない時期がありました。そうすると答連では確かに理論問題ではある程度点数がとれていましたが、案の定得意だった計算問題の点数が顕著に下がってしまいました。
結局答連の点数が合格レベルを下回ることが多くなってしまったため、これでは良くないと理論と計算の勉強時間のバランスを考えるよう改め、何とか答連の後半頃にはそれなりの点数がとれるようになりました。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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