「消費税法」について(その1)
お疲れ様です。ヨシオです。
ついに税理士試験本番まで一ヶ月をきってしまいました...
ヨシオはまだまだ勉強が足りていない感じがして、結構焦っています。そうは言ってもきっと多くの受験生の皆さんが同じように苦しんでいると思いますので、ヨシオも自分に負けないよう心を強く持って頑張ります!
という訳で、今回は「消費税法」について(その1)です。
前回お話しいたしましたように、ヨシオは前回の試験後「消費税法」の勉強を始めました。消費税というと今となっては我々日本人にとって最もメジャーな税金だと思います。何かを買えばほとんどの場合代金と一緒に消費税も支払いますので、誰しもが嫌でも毎日のように触れることになってしまう税金です。基本的には何にでも5%の税率が課せられるというわかりやすい税金ですので、「消費税法」の勉強もそんなに大したものではないのかな、とヨシオも思っていました。
ヨシオは普段から経理の仕事をしていますので、勉強を始める前からどんな取引に消費税が課せられないのかなどの知識はある程度はありました。
最初は正直それでかなりの部分の勉強をカバーできるのではないか、と思っていました。実際、実務上持っていた知識は本試験前の現在でもかなり役立ってはいますが、勉強を始めてわかったのは、その知識自体は重要だが最も基礎的な所だということでした。
専門学校のカリキュラムでも「その取引には消費税が課せられるか否か」の○×問題などが一番最初の頃にあり、その内容は受験生誰しもが覚えるものとなります。
ですが学習の大半は、会社などが納付する消費税の税額を正しく計算するための法律の規定などを勉強して実際に計算できるようになること、そして法律や法令の条文を記憶して様々な具体的なケースでとるべき処理を答えられるようになることに費やされます。
学習時間などから考えますと、税理士試験の他の税法科目と比較して「消費税法」は決して特に複雑で覚えることが多い税法とは言えないのでしょうが、
専門学校で配布された重要な規定などの条文がまとめられている冊子はそれだけでも100ページほどあり、合格する受験生はそのほとんどを覚えてしまうそうです。
これだけでも暗記の苦手なヨシオにとってはかなりの負担になりそうでした。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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