第62回税理士試験〜敗因分析その3〜
お疲れ様です。ヨシオです。
税理士試験本番まで遂に2ヶ月をきってしまいましたが、受験生の皆さんは勉強は順調でしょうか?ヨシオは先週末に受けた答練で撃沈してしまい落ち込んでいる所です...しかし泣いても笑っても試験日まであとわずか、お互い最後まで全力を尽くして頑張りましょう!
という訳で、今回は第62回税理士試験〜敗因分析その3〜です。
「財務諸表論」不合格の原因の最後として、勉強時間の配分ミスがあったと感じています。前回のお話と重なる部分があるのですが、「財務諸表論」では計算問題と理論問題が出題されるので、両方でバランス良く点数を得るために、その勉強も一方に偏らないようにしなければなりません。
しかし、特に「財務諸表論」初学者の人は理論問題で高得点を取るのは困難であるというのが現実のようです。専門学校の講師も「計算で攻めて理論で守る」と仰っていたのですが、得点は出来る限り計算問題で稼いで、理論問題は最低限確実に取れる所を解答してあとは部分点狙い、というのが主な戦略となります。
そこで理論が苦手なヨシオも計算の勉強を疎かにしないよう、ほぼ半分ずつ位の時間配分で計算と理論の勉強をしていました。しかしヨシオはすでに日商簿記一級と「簿記論」を勉強済みだったため、「財務諸表論」の学習を始めた当初から、計算問題に関してはあまりのびしろがない状況でした。
結局計算と理論で半々の時間配分では、特に勉強の終盤に関しては、ほとんどそれ以上得点の伸びることのない計算に重きを置きすぎてしまい、その分理論問題で得点を伸ばすチャンスを逸してしまった、というのが今から考えると大きかったように思います。
結果として本番では計算問題でケアレスミスをしてしまい、そのマイナス分を理論問題でカバー出来ず不合格となってしまいました。試験結果はA判定でしたのであと数点取れれば合格であったと考えると、理論でわずかでも加点出来ていればと悔しい思いでいっぱいです。今年はその反省点を踏まえ、直前期の今は理論を中心に勉強しています。
正直計算の勉強が足りていないように感じて不安なのですが、昨年の経験を少しでも生かせるよう頑張りたいと思います。
という訳で、今回はここまで。
次回もお楽しみに〜
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