お疲れ様です。ヨシオです。

いよいよ日商簿記試験まで十日余りとなりました。
ここからのラストスパートが合否を大きく左右しますので、
これまで順調に学習が進んできた方も気を抜かずに、
順調ではなかった方も決してあきらめずに最後まで頑張って下さい！
という訳で、今回は第１問の予想問題をいってみます。



次の各取引について仕訳しなさい。
なお、商品売買の記帳は三分法によること。

(1)A商店は仕入先B商店より商品150,000円を仕入れ、代金のうち50,000円は
C商店振出し・D商店受取りの約束手形を裏書譲渡し、70,000円については
得意先E商店を名宛人・B商店を受取人とする為替手形（E商店引受済み）を振出し、
残額については翌月末に支払うこととした。

(2)F商店は商品240,000円を売上げ、代金のうち140,000円は
G商店の商品券を受取り、残額はF商店発行の商品券で受取った。

(3)H株式会社では不要となった社用車（取得原価1,000,000円、減価償却累計額600,000円、
間接法で記帳）を期首に売却し、売却代金150,000円は翌月末に受取ることとした。

(4)I株式会社では定額資金前渡制度（インプレストシステム）により、
小口現金係から毎月月末に支払報告を受け、これに基づき資金を補充している。
○月末、小口現金係より以下の支払報告を受け、直ちに小切手を振り出して資金を補充した。
通信費45,000円、旅費交通費30,000円、事務用品費25,000円

(5)J株式会社は短期に売却し利益を得る目的でK株式会社の株式5,000株を
1株当たり200円で購入し、代金は購入手数料10,000円と共に翌月末に支払うこととした。



〈解答〉
(1)仕入150,000／受取手形50,000
                     ／売掛金70,000
                     ／買掛金30,000

(2)他店商品券140,000／売上240,000
   商品券100,000／

(3)減価償却累計額600,000／車両運搬具1,000,000
    未収金150,000／
    固定資産売却損250,000／

(4)通信費45,000／当座預金100,000
    旅費交通費30,000／
    事務用品費25,000／

(5)売買目的有価証券1,010,000／未払金1,010,000