税理士のひとりごと
お金の問題か異性の問題
タイトルを見て何のことかと思われたかもしれませんが、「息抜き」と
「限界への挑戦」はともに、私が日々の税理士業務で中小企業経営者と
接する中で、重要ではないかと感じていることです。
独断と偏見になりますが、今回と次回で、中小企業経営者に必要だと私が
思うところを書きますので、経理ウーマンの皆様の参考にしてください。
お金の問題か異性の問題
会社がうまく行き出し、お金が手に入るようになると、よくあるパターン
といいましょうか、経営者は「お金にまつわる問題」か「異性にまつわる
問題」で一度は道を踏み外します。
私を含めて、ほぼ全員といってもいいと思います。
これには、不思議なほど例外がありません。
たとえば、「投資詐欺にひっかかる」、「売上先の手形が不渡りになる」、
「貸した金が戻ってこず、友人、知人、身内とトラブルになる」、「裁判
沙汰で出費がかさむ」、「社員の横領が発覚する」、「水商売の異性との
浮気」、「昔からの知人、友人との浮気」、「隠し子ができる」などなど
です。
ちなみに、会社がうまくいかなくなったときも、道を踏み外すことがあり
ます。
こちらは、精神的な拠り所を求めるからかもしれません。
意図的な息抜き
私は、企業経営における小さなトラブルに関しては、それほど問題ないと
考えています。
経営者としては常に、それが大きなトラブルに発展しないように、注意する
ことが大切です。
そこで、「意図的に息抜きする」ことをオススメします。
食べることが好きな方は、1週間に一度、1ヵ月に一度など日を決めて、
豪華な食事に行って、好きなだけ食べて飲んでください。
ゴルフが好きな人はゴルフ、時計が好きであれば自分へのプレゼント、
車が好きであればそれ、夜遊びが好きであればそれ…。
要は、意図的に日を決めて、贅沢(息抜き)をしてください、ということです。
会社が忙しくてちょっと無理かも、お金がそれほどないから今回はちょっと
無理かも、というときでも必ず、意図的な息抜きを経営者はやるべきです。
誤解がないようにしたいのですが、これは、会社を継続させていくにあたって
大きなトラブルを回避するためにやることです。
お金がないのに単なる娯楽で、今日も明日も夜遊びするのとは違います。
会社を守るために、大事な従業員を守るために、取引先を守るために、そして
その家族を守るために、「当たり前に欲におぼれる人間を正常に戻すために」
戦略的にやるのです。
経営者にとって、「息抜きは仕事」だと思います(それでは息抜きとはいえない
のではないかというご指摘は、とりあえず横に置いておきます)。
会社がうまくいっているときもそうでないときも、経営者にとって息抜きは必要
です。
ちなみに、「息抜きをする」ということは経営者にとっては、「会社を守ること
に関して言い訳ができない」状況になる、ということです。
儲けの構造をつくること、従業員が一生懸命がんばれば、ちゃんと報われるような
会社にすること。
何が何でも成し遂げなければなりません。
だって、息抜きしてるんですもん
(この自分に対する厳しさを持てることが、息抜きをすることの、裏の効果だと
思います)。
とはいえ、この長期にわたる不況が継続する中で、「息抜き」だけしていれば
経営がうまくいくのかというと、そんなことはあり得ません。
出典:研修出版 経理WOMAN
「限界への挑戦」はともに、私が日々の税理士業務で中小企業経営者と
接する中で、重要ではないかと感じていることです。
独断と偏見になりますが、今回と次回で、中小企業経営者に必要だと私が
思うところを書きますので、経理ウーマンの皆様の参考にしてください。
お金の問題か異性の問題
会社がうまく行き出し、お金が手に入るようになると、よくあるパターン
といいましょうか、経営者は「お金にまつわる問題」か「異性にまつわる
問題」で一度は道を踏み外します。
私を含めて、ほぼ全員といってもいいと思います。
これには、不思議なほど例外がありません。
たとえば、「投資詐欺にひっかかる」、「売上先の手形が不渡りになる」、
「貸した金が戻ってこず、友人、知人、身内とトラブルになる」、「裁判
沙汰で出費がかさむ」、「社員の横領が発覚する」、「水商売の異性との
浮気」、「昔からの知人、友人との浮気」、「隠し子ができる」などなど
です。
ちなみに、会社がうまくいかなくなったときも、道を踏み外すことがあり
ます。
こちらは、精神的な拠り所を求めるからかもしれません。
意図的な息抜き
私は、企業経営における小さなトラブルに関しては、それほど問題ないと
考えています。
経営者としては常に、それが大きなトラブルに発展しないように、注意する
ことが大切です。
そこで、「意図的に息抜きする」ことをオススメします。
食べることが好きな方は、1週間に一度、1ヵ月に一度など日を決めて、
豪華な食事に行って、好きなだけ食べて飲んでください。
ゴルフが好きな人はゴルフ、時計が好きであれば自分へのプレゼント、
車が好きであればそれ、夜遊びが好きであればそれ…。
要は、意図的に日を決めて、贅沢(息抜き)をしてください、ということです。
会社が忙しくてちょっと無理かも、お金がそれほどないから今回はちょっと
無理かも、というときでも必ず、意図的な息抜きを経営者はやるべきです。
誤解がないようにしたいのですが、これは、会社を継続させていくにあたって
大きなトラブルを回避するためにやることです。
お金がないのに単なる娯楽で、今日も明日も夜遊びするのとは違います。
会社を守るために、大事な従業員を守るために、取引先を守るために、そして
その家族を守るために、「当たり前に欲におぼれる人間を正常に戻すために」
戦略的にやるのです。
経営者にとって、「息抜きは仕事」だと思います(それでは息抜きとはいえない
のではないかというご指摘は、とりあえず横に置いておきます)。
会社がうまくいっているときもそうでないときも、経営者にとって息抜きは必要
です。
ちなみに、「息抜きをする」ということは経営者にとっては、「会社を守ること
に関して言い訳ができない」状況になる、ということです。
儲けの構造をつくること、従業員が一生懸命がんばれば、ちゃんと報われるような
会社にすること。
何が何でも成し遂げなければなりません。
だって、息抜きしてるんですもん
(この自分に対する厳しさを持てることが、息抜きをすることの、裏の効果だと
思います)。
とはいえ、この長期にわたる不況が継続する中で、「息抜き」だけしていれば
経営がうまくいくのかというと、そんなことはあり得ません。
出典:研修出版 経理WOMAN
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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