税理士のひとりごと
<ロンドンでは渋滞税>
諸外国のちょっと変わった税金2をご紹介します。
イギリスのロンドンでは、「渋滞税」なるものが存在しています。
ロンドンでは、以前から渋滞が社会問題化していました。そこで、2003年に当時の
ロンドン市長が、「ロンドン市内の渋滞緩和と公共交通機関の利用促進及び環境対策」
のために、「渋滞税」を導入しました。これは現在も続いています。
この渋滞税、正式には「コンジェスチョン・チャージ」というそうです。
ロンドンの中心部に車で乗り入れするときに課金されるシステムになっており、そのた
めに「ここから渋滞税がかかりますよ」という標識が掲げられています。
この渋滞税の支払い方法は、「事前に」または「当日までに」、市内の指定商店などで
1日8ポンドを基本に支払います。
当日払いに間に合わないと、40ポンドの罰金が科されます。
市内にあるカメラがナンバープレートを読み取って、監視しているようです。
とはいえ、いつでも渋滞税がかかるかというと、そういうわけではなく、「夜間の時間
帯と週末」は不課税となっています。
つまり、実際渋滞税がかかるのは、「月〜金曜日の平日・午前7時〜午後6時」の間だ
けです。
さらに、「バイクなどの二輪車」や「電気自動車(EV)系の環境対応車」、「バスや
タクシー」などは対象外となっています。
ロンドン交通局の発表によると、この渋滞税の導入によって、「渋滞が30%解消」され、
「交通量が15%減少」したとのこと。一定の効果はあるようです。
世界にはさまざまな税金があるものですね。日本でも、今、環境税に注目が集まってい
ます。
採用するかどうか、一考の価値はあるのではないでしょうか。
出典:研修出版 経理WOMAN
イギリスのロンドンでは、「渋滞税」なるものが存在しています。
ロンドンでは、以前から渋滞が社会問題化していました。そこで、2003年に当時の
ロンドン市長が、「ロンドン市内の渋滞緩和と公共交通機関の利用促進及び環境対策」
のために、「渋滞税」を導入しました。これは現在も続いています。
この渋滞税、正式には「コンジェスチョン・チャージ」というそうです。
ロンドンの中心部に車で乗り入れするときに課金されるシステムになっており、そのた
めに「ここから渋滞税がかかりますよ」という標識が掲げられています。
この渋滞税の支払い方法は、「事前に」または「当日までに」、市内の指定商店などで
1日8ポンドを基本に支払います。
当日払いに間に合わないと、40ポンドの罰金が科されます。
市内にあるカメラがナンバープレートを読み取って、監視しているようです。
とはいえ、いつでも渋滞税がかかるかというと、そういうわけではなく、「夜間の時間
帯と週末」は不課税となっています。
つまり、実際渋滞税がかかるのは、「月〜金曜日の平日・午前7時〜午後6時」の間だ
けです。
さらに、「バイクなどの二輪車」や「電気自動車(EV)系の環境対応車」、「バスや
タクシー」などは対象外となっています。
ロンドン交通局の発表によると、この渋滞税の導入によって、「渋滞が30%解消」され、
「交通量が15%減少」したとのこと。一定の効果はあるようです。
世界にはさまざまな税金があるものですね。日本でも、今、環境税に注目が集まってい
ます。
採用するかどうか、一考の価値はあるのではないでしょうか。
出典:研修出版 経理WOMAN
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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