Dr.Kの経理お悩み散薬
会計と人材
[1]「経験」のお薬 Dr.Kの経理お悩み散薬
「経理実務の学校」…「会計と人材」
「経理実務の学校」に寄せられる実務家の悩みをDr.Kが解説!
(Q)前回は経理パーソンと「三種の神器」についてお聞きしまし
たが、企業にとって経理パーソンの位置づけを教えてくださ
い。
(A) ビジネスパーソンの「三種の神器」は「簿記」「PCスキル」
「英語力」だと言いました。しかし、三種の神器を備えていて
安泰化というと疑問です。会計ソフトは日進月歩「簿記」の
スキルが無くても日常業務はこなせます。PCもそうです。
英語力も自動翻訳が高度化しています。
企業にとって経理パーソン、ビジネスパーソンは経営の要素
「人」「もの」「金」「情報」の一つです。
財務報告書をご覧ください。うちB/Sに資産として計上され
ているのは「人」以外の要素です(P/Lには人件費等で計上
されていますが)。要するに経営の要素の「人材」は資産とし
ては会計上無視されているのです。
企業が正社員雇用を好まず、臨時労働力への依存度が高くなる
のはB/Sを考慮せず、企業にとって状況に応じて雇用の増減
がP/L上の人件費を調整するだけで可能だからです。
では何故「人材」がB/Sに計上されないのか?
これは人道上の問題からきています。機械や土地、有価証券、
技術などは時価を算定できます。もちろん「人材」も時価に換
算できます。営業マンの時価は商品をいくら販売したか?販売
できるか?などです。でもA課長は2000万円、B課長は1800万
円と値段を明らかにすると奴隷時代の人身売買と同様になり、
人道上問題になるからです。
財務報告が全て貨幣価値で計上(貨幣的評価の会計公準)して
いることが根源。会計公準は会計の基本的前提です。
現在のの財務報告は「人材」を除いた経営状況を報告している
点を忘れずに!
さて、読者の価値はいか程ですか?年収=読者の価値ですか?
残念ながら企業にとっての読者の位置は????
ご参考:会計公準
http://financial.mook.to/accounting/01/postulate_01.htm
「経理実務の学校」…「会計と人材」
「経理実務の学校」に寄せられる実務家の悩みをDr.Kが解説!
(Q)前回は経理パーソンと「三種の神器」についてお聞きしまし
たが、企業にとって経理パーソンの位置づけを教えてくださ
い。
(A) ビジネスパーソンの「三種の神器」は「簿記」「PCスキル」
「英語力」だと言いました。しかし、三種の神器を備えていて
安泰化というと疑問です。会計ソフトは日進月歩「簿記」の
スキルが無くても日常業務はこなせます。PCもそうです。
英語力も自動翻訳が高度化しています。
企業にとって経理パーソン、ビジネスパーソンは経営の要素
「人」「もの」「金」「情報」の一つです。
財務報告書をご覧ください。うちB/Sに資産として計上され
ているのは「人」以外の要素です(P/Lには人件費等で計上
されていますが)。要するに経営の要素の「人材」は資産とし
ては会計上無視されているのです。
企業が正社員雇用を好まず、臨時労働力への依存度が高くなる
のはB/Sを考慮せず、企業にとって状況に応じて雇用の増減
がP/L上の人件費を調整するだけで可能だからです。
では何故「人材」がB/Sに計上されないのか?
これは人道上の問題からきています。機械や土地、有価証券、
技術などは時価を算定できます。もちろん「人材」も時価に換
算できます。営業マンの時価は商品をいくら販売したか?販売
できるか?などです。でもA課長は2000万円、B課長は1800万
円と値段を明らかにすると奴隷時代の人身売買と同様になり、
人道上問題になるからです。
財務報告が全て貨幣価値で計上(貨幣的評価の会計公準)して
いることが根源。会計公準は会計の基本的前提です。
現在のの財務報告は「人材」を除いた経営状況を報告している
点を忘れずに!
さて、読者の価値はいか程ですか?年収=読者の価値ですか?
残念ながら企業にとっての読者の位置は????
ご参考:会計公準
http://financial.mook.to/accounting/01/postulate_01.htm
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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