Dr.Kの経理お悩み散薬
棚卸資産の評価
「経理実務の学校」に寄せられる実務家の悩みをDr.Kが解説!
(Q)「棚卸資産の評価に関する会計基準」の改正に伴い税務面で
の動きがあるようですが?
(A) その通りです。
「後入先出法」は棚卸資産価格の変動が激しい場合、比較的損益
への影響は少なく実際の取引に近い特徴があります。
一方、過去に仕入れた価格が安い棚卸資産が多いケースが多く、
含み益が生じたままになる現象が生じがちです。世界的には採用
されなくなっている評価方法です。
そこで、会計基準の国際的コンバージェンスを図るため、棚卸資
産の評価に関する会計基準のが改正され、会計上選択可能な評価
方法から「後入先出法」が削除されました。
この動きをうけ、税務面でも選択可能な評価方法から「後入先出
法」と「単純平均法」が削除されました。
ちなみに従来の評価方法は
1.個別法
2.先入先出法
3.後入先出法
4.総平均法
5.移動平均法
6.単純平均法
7.最終仕入原価法
8.売価還元法
平成21年4月1日以後の法人税について適用されますが、平成21年
3月31日以前に後入先出法と単純平均法を選定している法人は、
適用の特例措置が講じられています。
注:法人税法施行令第28条(棚卸資産の評価の方法)他
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
(Q)「棚卸資産の評価に関する会計基準」の改正に伴い税務面で
の動きがあるようですが?
(A) その通りです。
「後入先出法」は棚卸資産価格の変動が激しい場合、比較的損益
への影響は少なく実際の取引に近い特徴があります。
一方、過去に仕入れた価格が安い棚卸資産が多いケースが多く、
含み益が生じたままになる現象が生じがちです。世界的には採用
されなくなっている評価方法です。
そこで、会計基準の国際的コンバージェンスを図るため、棚卸資
産の評価に関する会計基準のが改正され、会計上選択可能な評価
方法から「後入先出法」が削除されました。
この動きをうけ、税務面でも選択可能な評価方法から「後入先出
法」と「単純平均法」が削除されました。
ちなみに従来の評価方法は
1.個別法
2.先入先出法
3.後入先出法
4.総平均法
5.移動平均法
6.単純平均法
7.最終仕入原価法
8.売価還元法
平成21年4月1日以後の法人税について適用されますが、平成21年
3月31日以前に後入先出法と単純平均法を選定している法人は、
適用の特例措置が講じられています。
注:法人税法施行令第28条(棚卸資産の評価の方法)他
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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