ＩＦＲＳ（国際財務報告基準）

「経理実務の学校」に寄せられる実務家の悩みをＤr.Ｋが解説！

（Ｑ）５月の「ビジネスパーソンの心得」で、ＩＦＲＳ（国際財務
報告基準）のことがありましたが、経理実務の上でどの程度
関連性がありますか？

（Ａ) ＩＦＲＳ（国際財務報告基準）は、日本での使用できる可能
性が日々高まっています。
すでに、ＩＦＲＳにより財務処理し、日本基準や米国基準に
修正を加え公表している日系企業も増えつつあります。
経理実務担当者はどのように対処すべきでしょう。
ＩＦＲＳは英語で書かれ、和訳も出版されています。和訳を
見れば事足りると思ってはいけません。和訳、出版には時間
がかかり、最新の基準をカバー出来ず、公開草案などへの対
応も遅れます。
海外に子会社や関連会社のある場合は、ＩＦＲＳベースで処
理しなくてはならず、即時性が求められます。
上記のことを考えると、担当者は英語力を身に着けなければ
ならないことになります。
グローバルな企業活動をする企業は、英語でのコミニュケー
ション能力を有する人材を今以上に求めることになります。

掲載日：2009年6月19日

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