Dr.Kの経理お悩み散薬
排出クレジット
(Q)エコロジーに関心が寄せられる昨今ですが「排出クレジット」
に係る税務上の取扱いが、公表されたそうですが概要を教え
てください。
(A) スーパーでのエコバック、ハイブリットのエコカー等々、エコ
について、関心が高まっていますね。温暖化防止の「京都議定
書」に基づき、 CO2排出権、すなわち「排出クレジット」
が取引されています。
エコ社会の経理パーソンには必須の知識になります。
会計上は「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い」
税務上は 今回公表された「京都メカニズムを活用したクレジ
ットの取引に係る税務上の取扱いについて」注:1 で、具体的
になりました。
排出権、排出クレジットは「無形固定資産」(あるいは「投資
その他の資産」)「棚卸資産」として資産計上します。
「無形固定資産」の場合、非減価償却資産とし、自社使用時は、
会計上は全額費用、税務上は国への「寄附金」として全額損金
算入。
「棚卸資産」の場合、低価法適用。
簿価切り下げ時には、会計上は費用計上。税務上は損金算入。
売却時には、会計上は売却損益、税務上も売却損益として益金
・損金算入。
以上がが概要です。詳しくは下記を参照して下さい。
注:1
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/bunshokaito/hojin/090219/index.htm
に係る税務上の取扱いが、公表されたそうですが概要を教え
てください。
(A) スーパーでのエコバック、ハイブリットのエコカー等々、エコ
について、関心が高まっていますね。温暖化防止の「京都議定
書」に基づき、 CO2排出権、すなわち「排出クレジット」
が取引されています。
エコ社会の経理パーソンには必須の知識になります。
会計上は「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い」
税務上は 今回公表された「京都メカニズムを活用したクレジ
ットの取引に係る税務上の取扱いについて」注:1 で、具体的
になりました。
排出権、排出クレジットは「無形固定資産」(あるいは「投資
その他の資産」)「棚卸資産」として資産計上します。
「無形固定資産」の場合、非減価償却資産とし、自社使用時は、
会計上は全額費用、税務上は国への「寄附金」として全額損金
算入。
「棚卸資産」の場合、低価法適用。
簿価切り下げ時には、会計上は費用計上。税務上は損金算入。
売却時には、会計上は売却損益、税務上も売却損益として益金
・損金算入。
以上がが概要です。詳しくは下記を参照して下さい。
注:1
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/bunshokaito/hojin/090219/index.htm
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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