Dr.Kの経理お悩み散薬
「人件費」と「付加価値」とは?
「経理実務の学校」に寄せられる実務家の悩みをDr.Kが解説!
(Q)「人件費」と「付加価値」についての質問です。
1.「人件費」はB/S, P/Lのどの項目を足し算すればよいのですか?
2. 「付加価値」は何と何の合計ですか?
3. 「粗付加価値」は何と何の合計ですか?
(A) 1.会社によって勘定科目はさまざまですが、一般的には以下の項目になります。
役員・従業員に係る給与、報酬、賞与、雑給、法定福利費、福利厚生費など。
2. 純付加価値 = 労務費・人件費 + 賃貸料 + 租税公課(印紙代など)
+ 特許権使用料 + 純金利費用(支払利息割引料−受取利息配当金)
+ 利払後事業利益(注)
(注)利払後事業利益 = 営業利益−純金利費用
= 法人税等 + 配当金 + 役員賞与金 + 留保事業利益
3.粗付加価値 = 純付加価値 + 減価償却費
<参考> 計算式
(日銀方式) : 付加価値=経常利益+人件費+金融費用+租税公課+減価償却費
(経産省方式): 粗付加価値=実質金融費用+当期純利益+人件費+租税公課
+減価償却費
(中小企業庁方式): 加工高(粗付加価値)=生産高−外部購入価額
(財務省方式): 付加価値=役員報酬+従業員給料手当+福利費+動産・不動産賃
借料+支払利息割引料+営業利益+租税公課
(Q)「人件費」と「付加価値」についての質問です。
1.「人件費」はB/S, P/Lのどの項目を足し算すればよいのですか?
2. 「付加価値」は何と何の合計ですか?
3. 「粗付加価値」は何と何の合計ですか?
(A) 1.会社によって勘定科目はさまざまですが、一般的には以下の項目になります。
役員・従業員に係る給与、報酬、賞与、雑給、法定福利費、福利厚生費など。
2. 純付加価値 = 労務費・人件費 + 賃貸料 + 租税公課(印紙代など)
+ 特許権使用料 + 純金利費用(支払利息割引料−受取利息配当金)
+ 利払後事業利益(注)
(注)利払後事業利益 = 営業利益−純金利費用
= 法人税等 + 配当金 + 役員賞与金 + 留保事業利益
3.粗付加価値 = 純付加価値 + 減価償却費
<参考> 計算式
(日銀方式) : 付加価値=経常利益+人件費+金融費用+租税公課+減価償却費
(経産省方式): 粗付加価値=実質金融費用+当期純利益+人件費+租税公課
+減価償却費
(中小企業庁方式): 加工高(粗付加価値)=生産高−外部購入価額
(財務省方式): 付加価値=役員報酬+従業員給料手当+福利費+動産・不動産賃
借料+支払利息割引料+営業利益+租税公課
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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