Dr.Kの経理お悩み散薬
経理パーソンと監査・会計基準
「経理実務の学校」に寄せられる実務家の悩みをDr.Kが解説!
(Q) コンプライアンスの観点から、経理パーソンとして日常の業務
に取り組むポイントは何でしょうか?
(A) コンプライアンスは法令遵守ということですが、平たく言えば
ルールや決めたことを守るということです。
経理規程、経理マニュアルなど経理関連規則は整備され、経理パ
ーソンはこれらルールに沿って日常の業務を遂行しています。
また、日常の業務処理が決められた通りに実施されているか、不
正はないかをチェックするため「内部監査規程」「内部統制規程」
などに基づき、監査役、監査員などが検証しています。
そこで、監査を受ける立場の経理パーソンも、立場を代えて、監
査をする立場で自分の業務を見直すことがポイントです。
自社の規程を見ることはもちろんですが、(社)日本監査協会が
8月18日に公表した「監査報告作成時における監査役監査の視
点、着眼点の考察」で、監査役がどのような視点、着眼点から監
査をしているかを知りましょう。
また、経理処理のベース、土台が会計基準です。
上場企業等金商法適用企業では規定された会計基準通りに処理し
ています。では、非上場企業の会計基準の取扱いはどうすればい
いのでしょうか。会社法第431条では「一般に公正妥当と認めら
れる企業会計の慣行」に従うものと規定しています。この慣行を
具体化するため、会計関連4団体から毎年公表される「中小企業
の会計に関する指針」(平成22年版)が4月26日に公表されま
した。さらに、8月30日には「非上場会社の会計基準に関する
懇談会 報告書」が懇談会(座長 安藤英義専修大学教授)より
公表されました。これらの指針、報告書も参考にして下さい。
ご参考:
「中小企業の会計に関する指針」
http://www.nichizeiren.or.jp/taxaccount/indicator.html
「非上場会社の会計基準に関する懇談会 報告書」
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/establishment/20100830/press_release/20100830.pdf
(Q) コンプライアンスの観点から、経理パーソンとして日常の業務
に取り組むポイントは何でしょうか?
(A) コンプライアンスは法令遵守ということですが、平たく言えば
ルールや決めたことを守るということです。
経理規程、経理マニュアルなど経理関連規則は整備され、経理パ
ーソンはこれらルールに沿って日常の業務を遂行しています。
また、日常の業務処理が決められた通りに実施されているか、不
正はないかをチェックするため「内部監査規程」「内部統制規程」
などに基づき、監査役、監査員などが検証しています。
そこで、監査を受ける立場の経理パーソンも、立場を代えて、監
査をする立場で自分の業務を見直すことがポイントです。
自社の規程を見ることはもちろんですが、(社)日本監査協会が
8月18日に公表した「監査報告作成時における監査役監査の視
点、着眼点の考察」で、監査役がどのような視点、着眼点から監
査をしているかを知りましょう。
また、経理処理のベース、土台が会計基準です。
上場企業等金商法適用企業では規定された会計基準通りに処理し
ています。では、非上場企業の会計基準の取扱いはどうすればい
いのでしょうか。会社法第431条では「一般に公正妥当と認めら
れる企業会計の慣行」に従うものと規定しています。この慣行を
具体化するため、会計関連4団体から毎年公表される「中小企業
の会計に関する指針」(平成22年版)が4月26日に公表されま
した。さらに、8月30日には「非上場会社の会計基準に関する
懇談会 報告書」が懇談会(座長 安藤英義専修大学教授)より
公表されました。これらの指針、報告書も参考にして下さい。
ご参考:
「中小企業の会計に関する指針」
http://www.nichizeiren.or.jp/taxaccount/indicator.html
「非上場会社の会計基準に関する懇談会 報告書」
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/establishment/20100830/press_release/20100830.pdf
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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