（前回までのあらすじ）
Beauty、コロ、Vitamin Vinoは『第２回世界仕訳大会』に出場。
Beauty、コロの２人は決勝戦で敗れ、準優勝で終わった。
さらなる修行はまだまだ続く・・・


（Vitamin Vino）「２人とも資産管理の修行はどうであった？」
（コロ）「この間、師匠が出してくれた修繕と資本的支出について
　　　　は理解できたと思うコロ！でもそれ以外にもたくさん
　　　　項目があるから大変だったコロ！」
（Asian Beauty）「そうね！１つ１つ理解を深めるために復習を
　　　　　　　　やらないとネ！」
（V）（うん。うん。感心。感心。）
（コ）「・・・」
（A）「あらコロ！？元気がないわね。はりきって修行しましょ！
　　　師匠！問題をお願いします。」
（V）「では、いくぞ！
　　　問題
　　　現金の実際有高が帳簿価額より40,000円不足していたため、
　　　現金過不足勘定で処理しておいたが、その後決算をむかえ、
　　　原因を調査したところ、交通費の支払額42,000円が記帳洩れ
　　　となっていた。残額については原因がわからなかった。
　　　この場合の仕訳は？」
（コ）（簡単でラッキ〜！）
　　　「仕訳は
　　　（借）交通費　　　42,000
　　　（貸）現金　　　　40,000
　　　（貸）雑益　　　　 2,000　になるコロ！」
（A）「えっ？？なんで貸方に現金勘定がくるの？
　　　現金過不足勘定で処理していたのだから、現金勘定のはず
　　　ないじゃない（怒）」
（V）「そうじゃのう！コロよ。早とちりはいかんの〜。
　　　落ち着いてよ〜く考えてみるんじゃ。
　　　まず現金過不足を計上したときの仕訳はどうなる？」
（コ）「え〜と・・・
　　　（借）現金過不足　40,000
　　　（貸）現金　　　　40,000」
（V）「では決算をむかえて、調査の結果が出たときの仕訳は？」
（コ）「・・・
　　　（借）交通費　　　42,000
　　　（貸）現金過不足　40,000
　　　（貸）雑益　　　　 2,000　だコロ！」
（V）「そうじゃのう！落ち着いてやればできるじゃろ！」
（コ）（トホホ・・・だコロ〜）
　　　「では行ってきま〜す・・・（はぁ〜）」
（V）（やれやれ。落ち着いて考えれば出来る子なんじゃがのう。
　　　何か良い方法を考えなければいかんかのう・・・）

　コロの落ち着きのなさについて、考えをめぐらすVitamin Vinoで
あった。