売買取引について

（Vitamin Vino）「やっと売買取引について話せるね。
３級では3分（割）法、返品、値引、先入先出法、
移動平均法などが出題されたね。
2級では特殊商品売買、割引、後入先出法、
総平均法、棚卸減耗、評価替、などが
新たな出題範囲になるんだ。」

（Asian Beauty）「特殊賞品売買ってどのようなことですか？」

（V）「3級では一般商品売買といって、商品を仕入れて販売する
という基本を勉強したんだが、実際の売買取引は千差万別で
様々な取引の複合取引なんだ。
２級では主な取引（未着品売買、委託売買、受託売買、
割賦販売、試用販売、予約販売）を特殊な取引として勉強するんだよ。

（A）「それぞれの販売形態の特徴や販売基準を理解して、
仕訳例を覚えれば応用が利きますね？」

（V）「一覧表を作ってみるのもいいかもね！自分で作ると整理ができて覚えるよ！」

（A）「次は商品の価値をどのようにとらえるかの問題ですね？」

（V）「いい点に気が付いたね。
商品を販売するのに同じ商品でも仕入価格が異なる場合、
どの価格で販売したか、今の在庫は幾らなのか、
会計上は基準を決めておかないといけないね！
その決め方、基準が割引、後入先出法、総平均法、棚卸減耗、
評価替、販売基準、回収基準、何だ。」

（A）「取引の形態、そして商品の価値の決め方、
この二つをしっかり押さえられれば、売買取引に関しては合格ですね。」

（V）「その通りだけどね。6月に向けて早めに一覧表でも作って勉強してくれたまえ！」