経理で役立つエクセル講座
*エラーメッセージを表示させない方法*
みなさん、こんばんは。ねむねむエクセル講座のお時間となりま
した。眠い目を擦って、しばしお付き合い下さい。さて、エクセ
ル関数を使用するようになると「エラーメッセージが見づらい」
と感じたことは、御座いませんか。本日は、不要なエラーメッセ
ージを非表示にする方法をプチッとお伝えします。
まずはエラーメッセージの種類をご紹介しましょう。
「#NULL!(ヌル)」
存在しないセル範囲を参照している場合に表示されます。
「#DIV/0!(ディバイド・パー・ゼロ)」
ゼロや空欄のセルで割り算をしている場合に表示されます。
「#VALUE!(バリュー)」
引数の種類が間違っている場合に表示されます。
「#REF!(リファレンス)」
参照先のセルが存在しないか削除された場合に表示されます。
「#NAME?(ネーム)」
関数名や範囲名が間違っている場合に表示されます。
「#NUM!(ナンバー)」
引数の数値が適切な範囲を超えている場合に表示されます。
「#N/A(ノットアベイラブル)」
指定した値が適切でないか有効な値が見つからない場合に表示
されます。
「#####」
マイナスの値になる日付や時刻が入力されていたり、セル幅が
足りないために数値の全てを表示できない場合に表示されます。
では、エラーメッセージを非表示にする方法をお伝えしましょう。
極めて簡単。ISERROR関数とIF関数を使います。ISERROR関数とは
、引数に指定したセルや計算式がエラーの場合は「TRUE」を、
それ以外の場合は「FALSE」を返す関数です。よって引数には
「セル番地」や「数式」を入力します。例えばA1「100」B1「20」
C1「=A1/B1」と入力していた場合、C1には「5」と表示されます。
しかしA2「100」B2「エクセル」C2「=A2/B2」と入力すると
C2には「#VALUE!」のエラーメッセージが表示されます。
そこでC2「=iserror(A2/B2)」と入力すると、C2には「TRUE」
と表示されます。今、C2に表示される(エラー)メッセージを
非表示にしたいわけですから、IF関数により場合分けして、
C2「=if(iserror(A2/B2),””,A2/B2)」と入力します。つまり
A2/B2がエラーである(true)ならば、C2には「“”(ブランク)
」を表示し、エラーでないならば、A2/B2の計算結果を表示させる
わけです。これにより、不要なエラーメッセージを非表示にする
ことが出来ます。めでたしめでたし。特にVLOOKUP関数を入力して
、検索値と該当する値が無い場合の「#N/A」表示は大変見づらく
なりますので、是非ISERROR関数とIF関数の組合せをお試し下さい。
それでは、本日はここまで。おやすみなさい。ねむねむ!
した。眠い目を擦って、しばしお付き合い下さい。さて、エクセ
ル関数を使用するようになると「エラーメッセージが見づらい」
と感じたことは、御座いませんか。本日は、不要なエラーメッセ
ージを非表示にする方法をプチッとお伝えします。
まずはエラーメッセージの種類をご紹介しましょう。
「#NULL!(ヌル)」
存在しないセル範囲を参照している場合に表示されます。
「#DIV/0!(ディバイド・パー・ゼロ)」
ゼロや空欄のセルで割り算をしている場合に表示されます。
「#VALUE!(バリュー)」
引数の種類が間違っている場合に表示されます。
「#REF!(リファレンス)」
参照先のセルが存在しないか削除された場合に表示されます。
「#NAME?(ネーム)」
関数名や範囲名が間違っている場合に表示されます。
「#NUM!(ナンバー)」
引数の数値が適切な範囲を超えている場合に表示されます。
「#N/A(ノットアベイラブル)」
指定した値が適切でないか有効な値が見つからない場合に表示
されます。
「#####」
マイナスの値になる日付や時刻が入力されていたり、セル幅が
足りないために数値の全てを表示できない場合に表示されます。
では、エラーメッセージを非表示にする方法をお伝えしましょう。
極めて簡単。ISERROR関数とIF関数を使います。ISERROR関数とは
、引数に指定したセルや計算式がエラーの場合は「TRUE」を、
それ以外の場合は「FALSE」を返す関数です。よって引数には
「セル番地」や「数式」を入力します。例えばA1「100」B1「20」
C1「=A1/B1」と入力していた場合、C1には「5」と表示されます。
しかしA2「100」B2「エクセル」C2「=A2/B2」と入力すると
C2には「#VALUE!」のエラーメッセージが表示されます。
そこでC2「=iserror(A2/B2)」と入力すると、C2には「TRUE」
と表示されます。今、C2に表示される(エラー)メッセージを
非表示にしたいわけですから、IF関数により場合分けして、
C2「=if(iserror(A2/B2),””,A2/B2)」と入力します。つまり
A2/B2がエラーである(true)ならば、C2には「“”(ブランク)
」を表示し、エラーでないならば、A2/B2の計算結果を表示させる
わけです。これにより、不要なエラーメッセージを非表示にする
ことが出来ます。めでたしめでたし。特にVLOOKUP関数を入力して
、検索値と該当する値が無い場合の「#N/A」表示は大変見づらく
なりますので、是非ISERROR関数とIF関数の組合せをお試し下さい。
それでは、本日はここまで。おやすみなさい。ねむねむ!
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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