経理部員お役立情報!
売上計上の時期と代金の回収
通常の企業間取引では、「モノ・サービス」と「お金」の交換の
タイミングがずれているので、「売上はいつ発生するのか?」
というのは、経理処理上、意外と問題になることがあります。
一般的な感覚では、「代金をもらった時」というのが、
「売上計上の時期」のような気がしますが、経理上、「売上」は
商品を納めた時・サービスの提供を完了した時に計上するという
ルールになっています。
その時点で、まだ代金を受け取っていなければ、それは「売掛金」
となり、後日、代金を受け取ったときは「売掛金を回収した」という
ことになります。
逆に、たとえ代金を受け取っていたとしても、納品が済んでいない
ような場合は、「売上」を計上することはできないので「前受金」や
「仮受金」などで処理します。
「納品・サービス提供の完了」の具体的な時期としては、業種や
販売形態によっていくつか例外的なものがありますが、商品・製品を
販売する会社の場合は、以下の二つが一般的なものです。
〇出荷基準・・・商品等が自社の倉庫等を出荷した日をもって売上とする。
〇検収基準・・・相手方で、その商品を検収した日をもって売上とする。
また、得意先から代金を回収したら、仕訳をして記帳します。
回収の方法は様々ですが、いずれの場合も「売掛金」(資産)が減少し、
「現金・預金・手形」(資産)が増加するという仕訳になります。
その際には、「得意先元帳」などの補助簿にも忘れずに記帳し、
「得意先」ごとの売掛金残高の合計と「総勘定元帳」の売掛金残高が一致
するかどうかをチェックすることが重要です。
売上と売掛金の実務講座
↓
http://www.jusnet.co.jp/edu/uriagetourikakekingazou.shtml
タイミングがずれているので、「売上はいつ発生するのか?」
というのは、経理処理上、意外と問題になることがあります。
一般的な感覚では、「代金をもらった時」というのが、
「売上計上の時期」のような気がしますが、経理上、「売上」は
商品を納めた時・サービスの提供を完了した時に計上するという
ルールになっています。
その時点で、まだ代金を受け取っていなければ、それは「売掛金」
となり、後日、代金を受け取ったときは「売掛金を回収した」という
ことになります。
逆に、たとえ代金を受け取っていたとしても、納品が済んでいない
ような場合は、「売上」を計上することはできないので「前受金」や
「仮受金」などで処理します。
「納品・サービス提供の完了」の具体的な時期としては、業種や
販売形態によっていくつか例外的なものがありますが、商品・製品を
販売する会社の場合は、以下の二つが一般的なものです。
〇出荷基準・・・商品等が自社の倉庫等を出荷した日をもって売上とする。
〇検収基準・・・相手方で、その商品を検収した日をもって売上とする。
また、得意先から代金を回収したら、仕訳をして記帳します。
回収の方法は様々ですが、いずれの場合も「売掛金」(資産)が減少し、
「現金・預金・手形」(資産)が増加するという仕訳になります。
その際には、「得意先元帳」などの補助簿にも忘れずに記帳し、
「得意先」ごとの売掛金残高の合計と「総勘定元帳」の売掛金残高が一致
するかどうかをチェックすることが重要です。
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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