『経理実務の学校』"先生の立ち話"
市場利子率ってなに?
“知識”と“経験”のお薬
『経理実務の学校』“先生の立ち話”
「市場利子率ってなに?」 (Dr.KとVitamin Vino)
『経理実務の学校』では、一体何が語られているのか?
「Asian Beauty」に手を焼いている「Vitamin Vino」の違った一面?
「Dr.K」と「Vitamin Vino」の関係とは?
やはり偉大だ!「Dr.K」
今日は、「職員室」・・・。ではこっそり覗いてみましょう!
(Vitamin Vino) 「前回、ダフ屋と社債の発行形態」の説明をし
たら「市場利子率」ってなんですか?と質問があったんだけど、経
理というよりも金融の用語なんですよね・・・。正直に戸惑ってし
まいました。」
(Dr.K)
「通勤電車で若い女性が日本経済新聞を夢中で読んでいる姿を多く
見かける時代になっているんだから、経理担当だから金融用語の知
識は不要とはいえないよ。むしろ経済全般の知識を身につけて視野
を広くした方が良いと思うよ。なんて説明したの?」
(V)「『市場利子率とは、社債券の額面に掛かれている利子率は
クーポン利子率(=券面金利、表面金利)で、実際に社債利息を計
算するときに用いる利率のことです。市場利子率とは(その社債を
発行したときの)市場での一般的な利子率のことで、実効利子率と
もいいます。』っと・・・。」
(K)「いや〜。随分、堅苦しく答えたね。もっと噛み砕いて説明
しないと・・・。」
(V)「・・・例えばどんな感じですが?」
(K)「う〜ん。普通、商品は需要と供給で価格が決まよね。金融
商品も金融市場で需要と供給で価格が決まります。金融商品の価格が
金利(利子率)なわけだよ。」
(V)「なるほど。つまり・・・、『社債も金融商品の一つので、
商品の内容(発行会社、金額、期間、表面金利等)によって価格=
市場利子率(実効利子率)はきまります。発行会社の業績、信用性
等が高いと利子率は高くなります。期間は長くなるほど、将来の債
務不履行およびリスクが増加しますので利子率は高くなります。
他の金融商品(特に他社が発行する社債)との間では類似商品は同
一条件に収束します。収束した利子率が「市場の一般的利子率」で
す。』」
(K)「お見事! しかし、利子率を優しく説明するのは難しいね。
学説は沢山あるし。」
(V)「何か生徒に、お奨めの勉強方法なんかありますかね?」
(K)「日経新聞の「マーケット総合」「証券」欄を見るように薦
めたらいいね。」
(V)「そうですね。短期金融市場、債権市場の日々の動きが載って
いますからね。」
(;^^)処方の注意事項(^^;)
当マガジンは使用上の注意(メルマガの中身)を良く読みお早め
にお飲み(熟読)ください。飲みすぎた場合(勉強しすぎ)の副作
用はありません!どんどん服用してくださいね〜。(@^。^@)
<編集後記:「Dr.KとVitamin Vino」>
年次決算実務免許皆伝の講師を10月9日(土)に行ないます。
教室の熱気をまたこのメルマガで伝えますね。
『経理実務の学校』“先生の立ち話”
「市場利子率ってなに?」 (Dr.KとVitamin Vino)
『経理実務の学校』では、一体何が語られているのか?
「Asian Beauty」に手を焼いている「Vitamin Vino」の違った一面?
「Dr.K」と「Vitamin Vino」の関係とは?
やはり偉大だ!「Dr.K」
今日は、「職員室」・・・。ではこっそり覗いてみましょう!
(Vitamin Vino) 「前回、ダフ屋と社債の発行形態」の説明をし
たら「市場利子率」ってなんですか?と質問があったんだけど、経
理というよりも金融の用語なんですよね・・・。正直に戸惑ってし
まいました。」
(Dr.K)
「通勤電車で若い女性が日本経済新聞を夢中で読んでいる姿を多く
見かける時代になっているんだから、経理担当だから金融用語の知
識は不要とはいえないよ。むしろ経済全般の知識を身につけて視野
を広くした方が良いと思うよ。なんて説明したの?」
(V)「『市場利子率とは、社債券の額面に掛かれている利子率は
クーポン利子率(=券面金利、表面金利)で、実際に社債利息を計
算するときに用いる利率のことです。市場利子率とは(その社債を
発行したときの)市場での一般的な利子率のことで、実効利子率と
もいいます。』っと・・・。」
(K)「いや〜。随分、堅苦しく答えたね。もっと噛み砕いて説明
しないと・・・。」
(V)「・・・例えばどんな感じですが?」
(K)「う〜ん。普通、商品は需要と供給で価格が決まよね。金融
商品も金融市場で需要と供給で価格が決まります。金融商品の価格が
金利(利子率)なわけだよ。」
(V)「なるほど。つまり・・・、『社債も金融商品の一つので、
商品の内容(発行会社、金額、期間、表面金利等)によって価格=
市場利子率(実効利子率)はきまります。発行会社の業績、信用性
等が高いと利子率は高くなります。期間は長くなるほど、将来の債
務不履行およびリスクが増加しますので利子率は高くなります。
他の金融商品(特に他社が発行する社債)との間では類似商品は同
一条件に収束します。収束した利子率が「市場の一般的利子率」で
す。』」
(K)「お見事! しかし、利子率を優しく説明するのは難しいね。
学説は沢山あるし。」
(V)「何か生徒に、お奨めの勉強方法なんかありますかね?」
(K)「日経新聞の「マーケット総合」「証券」欄を見るように薦
めたらいいね。」
(V)「そうですね。短期金融市場、債権市場の日々の動きが載って
いますからね。」
(;^^)処方の注意事項(^^;)
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にお飲み(熟読)ください。飲みすぎた場合(勉強しすぎ)の副作
用はありません!どんどん服用してくださいね〜。(@^。^@)
<編集後記:「Dr.KとVitamin Vino」>
年次決算実務免許皆伝の講師を10月9日(土)に行ないます。
教室の熱気をまたこのメルマガで伝えますね。
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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