『経理実務の学校』"先生の立ち話"
「経理の合理化 7」
経理業務の分散とは。
(生徒)「先生!前回の立替経費の月一回精算は会計上も税務上も認められることは
分かったんですが、もっと効率化する方法はないんですか?」
(Dr.K)「そうだね。月一回精算でも経理担当者が経費処理のために伝票を起こしたり
記帳するのは負担だよね。先端企業では経理担当者の手を煩わせず処理している
ところもあるんだよ。」
(生徒)「先生いったいどうやるんですか?」
(Dr.K)「それはね、コンピューターを利用して営業や工場の現場の人に直接、経費処理を
してもらうんだよ。経費を支出する際、普通は事前に支出に関して上司の承認が必要で
いちいちお伺いを立てるよね。あるいは予算で限度額が承認されているよね。今はこの
申請や承認がコンピュータのお陰で電子稟議制度になっていて、その流れの中に経費の
起票、入力処理が組み込まれているんだよ。」
(生徒)「じゃあ、経理担当者はノータッチですね?」
(Dr.K)「その通り。法的な帳簿は『電子帳簿保存法』が出来たので、税務署に事前に
申請しておけば紙ベースで保存しないでいいんだ。会計ソフトを使っている場合には、
税務署に申請しなくても期末に紙ベースに1年分をアウトプットしておけばいいんだよ。」
(生徒)「じゃあ、証憑だけを整理保管していればいいんですね。毎月の伝票や帳簿の
保管スペースを確保するのに随分苦労しましたけれど楽になりますね。そうそう倉庫料や
不動産賃貸料なんかの保存コストは明らかに減りますね。」
(Dr.K)「しかも経理担当者の負担も軽くなるし、現場の人にとっても経費管理も身近になり
万々歳だよ。コンピューターの利用は経費支払だけでなく、売上や売掛金管理、買掛金
管理にも利用されてきているんだ。そんなシステムを
ERP(Enterprise Resource Planning:統合基幹業務システム)て言うんだよ。
販売・生産・物流・財務などの企業活動全般にわたる業務を全社的に統合した
企業情報システムのパッケージ・ソフトウェアのことなんだ。興味があったら勉強してみなさい。」
(生徒)「難しそうだけど勉強してみます。」
(生徒)「先生!前回の立替経費の月一回精算は会計上も税務上も認められることは
分かったんですが、もっと効率化する方法はないんですか?」
(Dr.K)「そうだね。月一回精算でも経理担当者が経費処理のために伝票を起こしたり
記帳するのは負担だよね。先端企業では経理担当者の手を煩わせず処理している
ところもあるんだよ。」
(生徒)「先生いったいどうやるんですか?」
(Dr.K)「それはね、コンピューターを利用して営業や工場の現場の人に直接、経費処理を
してもらうんだよ。経費を支出する際、普通は事前に支出に関して上司の承認が必要で
いちいちお伺いを立てるよね。あるいは予算で限度額が承認されているよね。今はこの
申請や承認がコンピュータのお陰で電子稟議制度になっていて、その流れの中に経費の
起票、入力処理が組み込まれているんだよ。」
(生徒)「じゃあ、経理担当者はノータッチですね?」
(Dr.K)「その通り。法的な帳簿は『電子帳簿保存法』が出来たので、税務署に事前に
申請しておけば紙ベースで保存しないでいいんだ。会計ソフトを使っている場合には、
税務署に申請しなくても期末に紙ベースに1年分をアウトプットしておけばいいんだよ。」
(生徒)「じゃあ、証憑だけを整理保管していればいいんですね。毎月の伝票や帳簿の
保管スペースを確保するのに随分苦労しましたけれど楽になりますね。そうそう倉庫料や
不動産賃貸料なんかの保存コストは明らかに減りますね。」
(Dr.K)「しかも経理担当者の負担も軽くなるし、現場の人にとっても経費管理も身近になり
万々歳だよ。コンピューターの利用は経費支払だけでなく、売上や売掛金管理、買掛金
管理にも利用されてきているんだ。そんなシステムを
ERP(Enterprise Resource Planning:統合基幹業務システム)て言うんだよ。
販売・生産・物流・財務などの企業活動全般にわたる業務を全社的に統合した
企業情報システムのパッケージ・ソフトウェアのことなんだ。興味があったら勉強してみなさい。」
(生徒)「難しそうだけど勉強してみます。」
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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