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交際費ってなに?(5) 最終回・総まとめ
“経験のお薬”〜ドクターKのお悩み散薬一袋〜
「交際費ってなに?(5)
最終回・総まとめ」
(ドクターKより)
(K)今まで、4回にわたって説明してきた「交際費」も、
いよいよ今回が最後。だいたいイメージはつかめてきた
かな?
(患者)単なる「費用」の一科目だと思っていましたが、税務
との関連がある特殊なものだということが良くわかり
ました。
(K)前回は、実務上の「交際費の取扱い」について、3つの
ポイントがあると説明したよね。
(1)「交際費」の定義をしっかりおさえる
(2)「交際費」とその「隣接費用(まぎらわしい費用)」
の区別を明確にする
(3)証票類を整備する
これらを、もう少し詳しく説明しようか。
(1)は大丈夫だよね。ただ、税法上の交際費の概念は、
一般の感覚で言う交際費よりも、幅が広い点に注意!
(例えば、従業員への支出も交際費になることがある)
(2)も非常に重要。
まず言えるのは、「区別を明確にすると節税につなが
る!」ということ。よくあるのが「交際費と会議費」
・「交際費と福利厚生費」などで迷うケースだけど、
「経費処理ガイドライン」などを作成してそれに沿
って処理を行なうと良いかもしれないね。
あるいは、国税庁の通達が出ているので、それを
参考にすることもできるよ。
ただ、「交際費と給料(賞与)」で紛らわしい場合
については注意が必要。個人の所得税等の対象になる
などの別の問題が出てくるからね。
(3)は交際費に限らず、経費精算の基本だよね。
交際費であってもそうでは無くても、それを裏付ける
もの(証票)が必ず必要になる。
特に、(紛らわしいけれど)交際費ではない、という
経理処理をした場合などは、書類を完備しておこう。
どうかな? これらの知識をベースに、日々の処理を通し
て勉強していけば、「交際費」は完璧だよ!
(患者)ありがとうございました。 頑張ります!
<編集後記:ドクターKです>
一つの知識の応用がきくのが経理の特徴です。
今回、「交際費」を通して得た知識は、これから色々なケース
で使えるものだと思います。復習を忘れずに!
「交際費ってなに?(5)
最終回・総まとめ」
(ドクターKより)
(K)今まで、4回にわたって説明してきた「交際費」も、
いよいよ今回が最後。だいたいイメージはつかめてきた
かな?
(患者)単なる「費用」の一科目だと思っていましたが、税務
との関連がある特殊なものだということが良くわかり
ました。
(K)前回は、実務上の「交際費の取扱い」について、3つの
ポイントがあると説明したよね。
(1)「交際費」の定義をしっかりおさえる
(2)「交際費」とその「隣接費用(まぎらわしい費用)」
の区別を明確にする
(3)証票類を整備する
これらを、もう少し詳しく説明しようか。
(1)は大丈夫だよね。ただ、税法上の交際費の概念は、
一般の感覚で言う交際費よりも、幅が広い点に注意!
(例えば、従業員への支出も交際費になることがある)
(2)も非常に重要。
まず言えるのは、「区別を明確にすると節税につなが
る!」ということ。よくあるのが「交際費と会議費」
・「交際費と福利厚生費」などで迷うケースだけど、
「経費処理ガイドライン」などを作成してそれに沿
って処理を行なうと良いかもしれないね。
あるいは、国税庁の通達が出ているので、それを
参考にすることもできるよ。
ただ、「交際費と給料(賞与)」で紛らわしい場合
については注意が必要。個人の所得税等の対象になる
などの別の問題が出てくるからね。
(3)は交際費に限らず、経費精算の基本だよね。
交際費であってもそうでは無くても、それを裏付ける
もの(証票)が必ず必要になる。
特に、(紛らわしいけれど)交際費ではない、という
経理処理をした場合などは、書類を完備しておこう。
どうかな? これらの知識をベースに、日々の処理を通し
て勉強していけば、「交際費」は完璧だよ!
(患者)ありがとうございました。 頑張ります!
<編集後記:ドクターKです>
一つの知識の応用がきくのが経理の特徴です。
今回、「交際費」を通して得た知識は、これから色々なケース
で使えるものだと思います。復習を忘れずに!
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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