“経験のお薬”〜ドクターＫのお悩み散薬一袋〜
「健保・厚生被保険者標準月額算定基礎届けについて　その弐」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ドクターＫより）

健康保険・厚生年金保険は、「標準報酬月額」をもとにして保険料
額・保険給付金等が決定されます。

この「標準報酬月額」は、毎年１回、５月から７月の３カ月間に受
けた報酬の平均額を基に決め、その年の10月１日から翌年の９月30
日までの「標準報酬月額」を決めます。

例えば、新規に採用する場合は、報酬（本俸＋諸手当）を基に標準
報酬の月額を決め、次の定時決定で決められるまでの間（９月30日
まで）の標準報酬月額とします。

この標準報酬月額を実態に即したものにするために、年に一度見直
しするため毎年提出を義務づけられているのもが「算定基礎届」と
いうわけです。

報酬月額を計算する場合は、通勤手当、定期代などを前払いして支
払っている会社の場合など、1か月に按分した額を、標準報酬月額
に計上することを注意が必要です。

社会保険事務所では、この算定基礎届に基づいて各被保険者の9月か
らの標準報酬月額を決定し、決定通知を事業主に送付します。

これによって、その年の9月から翌年8月までの健康保険、厚生年金
保険料の保険料が決定されるわけです。

新しい保険料額を控除するのは、10月の給与の支払（つまり9月分
保険料）の時からになるので注意が必要だぞ。


(;^^)処方の注意事項(^^;)

当マガジンは使用上の注意（メルマガの中身）を良く読みお早め
にお飲み（熟読）ください。飲みすぎた場合（勉強しすぎ）の副作
用はありません！どんどん服用してくださいね〜。（＠＾。＾＠）


＜編集後記：ドクターＫです＞

金曜日、仕事終了後、スタッフとボウリングに行くことになり、こ
このところずっと敗北感を味わってきていた社内の若い連中に対し
て、ここぞとばかりに反撃しました。スコアーは231点です！