■ＩＲ■とは？
→InvestorRelationsの略。企業が株主や投資家に対し、投資判断
に必要な企業情報を、適時、公平、継続して提供する活動のこと
をいいます。

わかりました？
先ず具体的にはどんな事がＩＲにあたるのかを見ていきましょう。

●決算短信
●有価証券報告書
●決算広告
●株主総会
●企業見学会
●説明会
●投資家との個別面談
●株主通信
●決算発表の早期化
●ホームページの投資家向け情報

これらの中には制度として義務付けられているものもありますが、
ＩＲに対する力の入れ具合は、各社様々なようです。
ちなみに日本ＩＲ協議会が選ぶ『ＩＲ優良企業賞』には、
============================================================
《2004年》第九回
旭化成、アサヒビール、エーザイ、ＮＴＴドコモ、商船三井、東陶
機器

《2003年》第八回
キヤノン、テルモ、ニチレイ、日東電工、藤沢薬品工業、ユナイテ
ッドアローズ

《2002年》第七回
花王、カゴメ、キヤノン、武田薬品工業、三菱商事、ワールド

《2001年》第六回
オリエンタルランド、商船三井、西日本旅客鉄道、日本電気、藤沢
薬品工業
============================================================
過去こういった企業が選ばれています。
試しに各社のホームページを覗いてみてください。確かに！と頷け
る内容です。

では何故ＩＲに力を入れる企業が出てくるのでしょうか。
思惑は各社様々だと思いますが、一般的には

☆株価を上げる☆

というのが大命題の様です。株価を上げるという事はつまり、買い
手が多くなるという事です。買い手を多くする為には、自社がいか
に買い手にとって魅力ある企業であるかを伝える必要があります。

株式市場で資金調達を行う、買収を行う、買収から自社を守る、こ
ういった問題も日々のＩＲの効果が現れるところです。

勉強になりましたね。（＠＾。＾＠）

※一部本来の意味とは違う雑な説明もありますが、副作用の心配は
ありませんので、お見逃しください。