経理の仕事 経理職キャリアアップの秘訣!
■デリバティブ■とは?
■デリバティブ■とは?
→株式や債券、通貨、金、原油などの現物商品ではなく、その価格
変動を取引の対象とする金融派生商品。
わかりました?
デリバティブの代表例としては、
1)先物取引 2)オプション取引 3)スワップ取引
が挙げられます。先ずはこれらの解説を通して、イメージを掴んで
ください。
【先物取引】------------------------------------------------
将来における特定の時期に、事前に決定した価格で現物商品を売買
する事を約束する取引。
------------------------------------------------------------
例)今日100円で売っている大根を3ヵ月後にAさんBさんが売買し
ます。110円で売買の約束が成立しました。(売:A 買:B)
3ヵ月後の時価:120円
→売ったAさんが10円の利益。買ったBさんは10円の損失。
3ヵ月後の時価:100円
→売ったAさんが10円の損失。買ったBさんは10円の利益。
【オプション取引】------------------------------------------
あらかじめ決定された価格により一定期間中に商品を売買する権利
を取引する事。
(売る権利…プット 買う権利…コール)
------------------------------------------------------------
例)今日100円で売っている大根を3ヶ月以内に110円で売買する権利
が取引されています。Aさんは売る権利を、Bさんは買う権利を取
得しました。
3ヵ月後の時価:120円
→Aさんは権利行使せず。Bさんが買う権利を行使し10円の利益。
3ヵ月後の時価:100円
→Aさんが売る権利を行使し10円の利益。Bさんは権利行使せず。
【スワップ取引】--------------------------------------------
種類の異なる金利や通貨をやり取りする取引。
------------------------------------------------------------
例)今日Aさんは変動金利、Bさんは5%の金利により100円の借金
をして大根を買いました。現在は変動金利も5%です。ここでAさん
が5%の固定金利に、Bさんは変動金利に変更をする取引をしました。
3ヵ月後の金利:4%
→Aさんは金利の変動による影響を受けず。Bさんは1%の利益。
3ヵ月後の時価:6%
→Aさんは金利の変動による影響を受けず。Bさんは1%の損失。
もともとは将来の物価・金利・為替の変動リスクをヘッジする目的
だったデリバティブですが、現在は投機や裁定などの目的にも利用
されます。
経理の薬的なお話をすれば、決算時には時価評価をし、差額は原則
として投機の利益に計上しなくてはいけません。
勉強になりましたね。(@^。^@)
※一部本来の意味とは違う雑な説明もありますが、副作用の心配は
ありませんので、お見逃しください。
→株式や債券、通貨、金、原油などの現物商品ではなく、その価格
変動を取引の対象とする金融派生商品。
わかりました?
デリバティブの代表例としては、
1)先物取引 2)オプション取引 3)スワップ取引
が挙げられます。先ずはこれらの解説を通して、イメージを掴んで
ください。
【先物取引】------------------------------------------------
将来における特定の時期に、事前に決定した価格で現物商品を売買
する事を約束する取引。
------------------------------------------------------------
例)今日100円で売っている大根を3ヵ月後にAさんBさんが売買し
ます。110円で売買の約束が成立しました。(売:A 買:B)
3ヵ月後の時価:120円
→売ったAさんが10円の利益。買ったBさんは10円の損失。
3ヵ月後の時価:100円
→売ったAさんが10円の損失。買ったBさんは10円の利益。
【オプション取引】------------------------------------------
あらかじめ決定された価格により一定期間中に商品を売買する権利
を取引する事。
(売る権利…プット 買う権利…コール)
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例)今日100円で売っている大根を3ヶ月以内に110円で売買する権利
が取引されています。Aさんは売る権利を、Bさんは買う権利を取
得しました。
3ヵ月後の時価:120円
→Aさんは権利行使せず。Bさんが買う権利を行使し10円の利益。
3ヵ月後の時価:100円
→Aさんが売る権利を行使し10円の利益。Bさんは権利行使せず。
【スワップ取引】--------------------------------------------
種類の異なる金利や通貨をやり取りする取引。
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例)今日Aさんは変動金利、Bさんは5%の金利により100円の借金
をして大根を買いました。現在は変動金利も5%です。ここでAさん
が5%の固定金利に、Bさんは変動金利に変更をする取引をしました。
3ヵ月後の金利:4%
→Aさんは金利の変動による影響を受けず。Bさんは1%の利益。
3ヵ月後の時価:6%
→Aさんは金利の変動による影響を受けず。Bさんは1%の損失。
もともとは将来の物価・金利・為替の変動リスクをヘッジする目的
だったデリバティブですが、現在は投機や裁定などの目的にも利用
されます。
経理の薬的なお話をすれば、決算時には時価評価をし、差額は原則
として投機の利益に計上しなくてはいけません。
勉強になりましたね。(@^。^@)
※一部本来の意味とは違う雑な説明もありますが、副作用の心配は
ありませんので、お見逃しください。
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※本コラムに掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。
弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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