簿記の勉強 経理初心者向け簿記ノウハウ!
「さあ!簿記を勉強しよう(75)」
(Vitamin Vino)「会社法がらみの変更点を話そう。」
(Asian Beauty)「合併に関する点でしたよね!」
(V)「具体的には吸収合併の『のれん』と『合併差益』の取扱いなんだ。」
(A)「吸収合併では被合併会社の資産・負債を引き継ぐ合併会社の
処理ですよね?」
(V)「引き継ぐ際に時価会計が適用され、公正な価額に基づく
仕訳が必要なんだ。最初に『のれん』に関して説明しよう。
受入純資産(資産−負債)が新たに交付される株式価格
(公正な価額)と比し、受入純資産が少ない場合、
差額を『のれん』勘定(資産勘定、『営業権』)として処理するんだ!」
(A)「『合併差益』はどうするんですか?」
(V)「新たに交付される株式価格(公正な価額)と比べ、
その資本金組入額が少ない場合、
その差額は『合併差益』勘定(資本勘定)で処理するんだ!」
(A)「もっと具体的に説明してください。」
(V)「しょうがないな!被合併会社のB/Sを示そう。
(1)新交付株式の公正な価額=160,000の場合
資産 450,000 負債 300,000
のれん(営業権) 10,000 資本金 160,000
(2)上記で資本金組入額=100,000の場合
資産 450,000 負債 300,000
のれん(営業権) 10,000 資本金 100,000
合併差益 60,000
これで判ったかな?」
(A)「はい、何とか。」
(V)「次回をお楽しみに!」
(Asian Beauty)「合併に関する点でしたよね!」
(V)「具体的には吸収合併の『のれん』と『合併差益』の取扱いなんだ。」
(A)「吸収合併では被合併会社の資産・負債を引き継ぐ合併会社の
処理ですよね?」
(V)「引き継ぐ際に時価会計が適用され、公正な価額に基づく
仕訳が必要なんだ。最初に『のれん』に関して説明しよう。
受入純資産(資産−負債)が新たに交付される株式価格
(公正な価額)と比し、受入純資産が少ない場合、
差額を『のれん』勘定(資産勘定、『営業権』)として処理するんだ!」
(A)「『合併差益』はどうするんですか?」
(V)「新たに交付される株式価格(公正な価額)と比べ、
その資本金組入額が少ない場合、
その差額は『合併差益』勘定(資本勘定)で処理するんだ!」
(A)「もっと具体的に説明してください。」
(V)「しょうがないな!被合併会社のB/Sを示そう。
(1)新交付株式の公正な価額=160,000の場合
資産 450,000 負債 300,000
のれん(営業権) 10,000 資本金 160,000
(2)上記で資本金組入額=100,000の場合
資産 450,000 負債 300,000
のれん(営業権) 10,000 資本金 100,000
合併差益 60,000
これで判ったかな?」
(A)「はい、何とか。」
(V)「次回をお楽しみに!」
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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