簿記の勉強 経理初心者向け簿記ノウハウ!
「さあ!簿記を勉強しよう(28)」 この取引のここに注意!(返品と値引き)
(Vitamin Vino)
「ものを販売している会社の場合、売上や仕入に際して
『値引』や『返品』が発生することがあるんだよ。
その場合、一体どのような経理処理を行うのが正しい
のか迷うよね? 」
(Asian Beauty)
「例えば、仕入れた商品のうち一部を返品したケース
などですか?
いくらなんでも、過去の仕訳を直接修正してしまう
などは反則ですよね。」
(V)「いったん計上した仕訳を『書き直す』という処理は
原則的にはありえないよね。
あらたな仕訳によって修正するというのが正しい処理。
(例)
商品¥100,000を仕入れ、代金は掛けとした。
(借)仕入 100,000 (貸)買掛金 100,000
これは大丈夫だと思うけど、
この商品のうち、¥2,000分が品違いだったので
返品したとすると・・・、仕訳はどうなる? 」
(A)「品違いということは、この取引がなかったことに
すれば良いのですよね
ということは、『仕入』も『買掛金』も消すためには
反対の仕訳を行えば良いということですか。
(借)買掛金 2,000 (貸)仕入 2,000
通常とは逆なので、多少違和感がありますが、この
仕訳によって修正されますね!」
(V)「うん、よく理解できているようだね。
ちなみに『返品』は商品を返すことで、『値引』は価格
を下げてもらうことなので混同しないように。
ただ、いずれにしても当初の逆仕訳を計上するという
方法で対処するんだよ。 」
(A)「仕訳帳や総勘定元帳以外に、『仕入帳』や『売上帳』を
使用することが多いと聞いたことがありますが、
返品や値引はそちらにも影響しますよね? 」
(V)「仕入や売上は、会社の最も重要な取引なので、多くの
会社でそれらの補助簿を使っているのは承知の通り。
返品や値引が発生したら、もちろん補助簿の修正も必要
になってくるので忘れずに処理すること!」
「ものを販売している会社の場合、売上や仕入に際して
『値引』や『返品』が発生することがあるんだよ。
その場合、一体どのような経理処理を行うのが正しい
のか迷うよね? 」
(Asian Beauty)
「例えば、仕入れた商品のうち一部を返品したケース
などですか?
いくらなんでも、過去の仕訳を直接修正してしまう
などは反則ですよね。」
(V)「いったん計上した仕訳を『書き直す』という処理は
原則的にはありえないよね。
あらたな仕訳によって修正するというのが正しい処理。
(例)
商品¥100,000を仕入れ、代金は掛けとした。
(借)仕入 100,000 (貸)買掛金 100,000
これは大丈夫だと思うけど、
この商品のうち、¥2,000分が品違いだったので
返品したとすると・・・、仕訳はどうなる? 」
(A)「品違いということは、この取引がなかったことに
すれば良いのですよね
ということは、『仕入』も『買掛金』も消すためには
反対の仕訳を行えば良いということですか。
(借)買掛金 2,000 (貸)仕入 2,000
通常とは逆なので、多少違和感がありますが、この
仕訳によって修正されますね!」
(V)「うん、よく理解できているようだね。
ちなみに『返品』は商品を返すことで、『値引』は価格
を下げてもらうことなので混同しないように。
ただ、いずれにしても当初の逆仕訳を計上するという
方法で対処するんだよ。 」
(A)「仕訳帳や総勘定元帳以外に、『仕入帳』や『売上帳』を
使用することが多いと聞いたことがありますが、
返品や値引はそちらにも影響しますよね? 」
(V)「仕入や売上は、会社の最も重要な取引なので、多くの
会社でそれらの補助簿を使っているのは承知の通り。
返品や値引が発生したら、もちろん補助簿の修正も必要
になってくるので忘れずに処理すること!」
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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