簿記の勉強 経理初心者向け簿記ノウハウ!
「さあ!簿記を勉強しよう(24)」 この取引のここに注意!(現金・前編))
毎週月曜日は、簿記のお勉強
“知識”のお薬:「さあ!簿記を勉強しよう(24)」
この取引のここに注意!(現金・前編))
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(Vitamin Vino)
「さあ、今回からは、いよいよ個々の勘定科目ごとの話に
入っていくよ! 全ての取引を『勘定科目』と『金額』で
記録していくことが簿記の原則なので、そう考えたら、
『勘定科目』の重要性は言うまでもないよね。」
(Asian Beauty)
「第一回目は、『現金』ですか?」
(V)「『現金』は一番基本的な科目なので、これを中心にして
仕訳を覚えていくという方法が手っ取り早いよ。
会社の規模・業種を問わず『現金』は使っているから、
その知識は、検定試験でも実務でも大活躍!」
(A)「『現金』のポイントはどのあたりですか?」
(V)「まず、『現金出納帳』を理解することだね。
これは補助簿の一つで、現金入出金の明細として
毎日記録をつけていくもの。
実務でも頻繁に目にするものだね。」
(A)「お小遣い帳みたいなものですよね?
毎日、現金がいくら入って、いくら出ていったか・・・。」
(V)「そうそう。『現金出納簿』をつけること自体は、誰でも
簡単にできるよ。そして、それを定期的に仕訳の形で
『総勘定元帳』に反映させれば、通常の処理としてはOK。
ただ、現金商売などで頻繁にお金の出入りがある場合、
一日を締めた後の実際残高が出納簿の残高と一致しないと
いうことも良くあるんだよ。」
(A)「よくあるって!私、バイト先でクビになったことあるよ。
濡れ衣です!」
(V)「・・・。まあ、金額が大きい場合は別として、少額
の場合には、『仮勘定』で処理をするのが通常だね。
例えば現金が¥1000足りなかったとしたら、どうする?」
(A)「えーと、スッカリ忘れてしまいました。
テキストの最初の方に載ってたっけ・・・。」
(V)「(借)現金過不足 1000 / (貸)現金 1000
これが正解!
後日、その原因が分かったときに、正しい勘定科目
に振替えることを忘れずにね。」
(A)「忘れない。あの店長。」
(V)「ちがう、ちがう。」
“知識”のお薬:「さあ!簿記を勉強しよう(24)」
この取引のここに注意!(現金・前編))
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(Vitamin Vino)
「さあ、今回からは、いよいよ個々の勘定科目ごとの話に
入っていくよ! 全ての取引を『勘定科目』と『金額』で
記録していくことが簿記の原則なので、そう考えたら、
『勘定科目』の重要性は言うまでもないよね。」
(Asian Beauty)
「第一回目は、『現金』ですか?」
(V)「『現金』は一番基本的な科目なので、これを中心にして
仕訳を覚えていくという方法が手っ取り早いよ。
会社の規模・業種を問わず『現金』は使っているから、
その知識は、検定試験でも実務でも大活躍!」
(A)「『現金』のポイントはどのあたりですか?」
(V)「まず、『現金出納帳』を理解することだね。
これは補助簿の一つで、現金入出金の明細として
毎日記録をつけていくもの。
実務でも頻繁に目にするものだね。」
(A)「お小遣い帳みたいなものですよね?
毎日、現金がいくら入って、いくら出ていったか・・・。」
(V)「そうそう。『現金出納簿』をつけること自体は、誰でも
簡単にできるよ。そして、それを定期的に仕訳の形で
『総勘定元帳』に反映させれば、通常の処理としてはOK。
ただ、現金商売などで頻繁にお金の出入りがある場合、
一日を締めた後の実際残高が出納簿の残高と一致しないと
いうことも良くあるんだよ。」
(A)「よくあるって!私、バイト先でクビになったことあるよ。
濡れ衣です!」
(V)「・・・。まあ、金額が大きい場合は別として、少額
の場合には、『仮勘定』で処理をするのが通常だね。
例えば現金が¥1000足りなかったとしたら、どうする?」
(A)「えーと、スッカリ忘れてしまいました。
テキストの最初の方に載ってたっけ・・・。」
(V)「(借)現金過不足 1000 / (貸)現金 1000
これが正解!
後日、その原因が分かったときに、正しい勘定科目
に振替えることを忘れずにね。」
(A)「忘れない。あの店長。」
(V)「ちがう、ちがう。」
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弊社は掲載された内容に関し、如何なる保証もするものではありません。
また、記載されている事項は変更される場合がありますので、予め御承知おき下さい。
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