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    (1)決算書の作成プロセス

    2、在庫評価で利益は変わる

    @ 在庫の評価とは

    イ、決算日現在の帳簿上の在庫の金額をいくらにするか
    ロ、帳簿金額(簿価)と実際に売れる見込みの金額(時価)のどちらを採用して在庫の評価を行うのか

    まず、イ、の帳簿上の金額をいくらにするかです。
    「あれ、帳簿上の金額なんてすでに決まっているんじゃないの?」と思うかもしれません。
    しかし次の事例を考えて見てください。

    決算書の流れ

    さてこの事例で31日に売り上げた35個はいつ仕入れた分でしょうか。
    先入先出法(先に仕入れた分から出荷する)と仮定して計算すると、
    31日に売り上げた35個の内訳は、
    ・20個は1日仕入分(単価100円)・15個は2日仕入分(単価90円)となります。
    この場合、残っている在庫の帳簿上の金額は2日仕入分の単価90円の商品が5個で450円となります。

     一方、後入先出法(後から仕入れたものを先に出荷する)と仮定して計算すると、31日に売り上げた35個の内訳は、
    ・20個は2日仕入分(単価90円) ・15個は1日仕入分(単価100円)となります。
    この場合、31日の時点で残っている在庫の帳簿帳の金額は、1日仕入の分(単価100円)が5個で500円です。
    帳簿上の在庫の金額を決定するには、先入先出法、後入先出法、総平均法、個別法などといわれる方法があります。これらを「棚卸資産の評価方法」といいます。

    さてここで付け加えておきたいことがあります。
    決算日に在庫の棚卸をしてみたら、実際の数量が帳簿の数量よりも少なかったということがあります。
    これを「棚卸減耗」といいます。

    数量が少なかった分の帳簿金額を費用として処理します。
    これを「棚卸減耗損」といいます。

    A 在庫の評価基準とは

    次にロ、の帳簿金額(簿価)と、実際に売れる見込みの金額のどちらを採用するかの話です。
    (この場合の時価は、厳密には、売れる見込みの金額から、販売に伴う諸費用を差し引いた金額。これは時価の一種で「正味実現可能額」という。)

    ・帳簿金額を採用する方法を「原価法」といいます。
    ・時価を採用する方法を「低価法」といいます。

    低価法では、時価が簿価を下回った時だけ時価で評価します。(逆に上回った時は簿価のままとします)

    低価法を採用するか、原価法を採用するかは個々の企業が選択できることになっています。
    これらを「棚卸資産の評価基準」といいます。

    商品を低価法で評価した場合、商品評価損が計上されます。
    たとえば、帳簿上の在庫の金額が100万円、時価が80万円とすると、在庫の金額を時価に評価替えするのに伴って110-80万円=20万円を当期の費用として計上するわけです。
    その場合、会社の利益の金額は20万円だけ少なくなります。

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